■スマホリングはどこに貼る?
右利きの方なら、スマホリングの装着位置は、“背面中央の左下”にすることをおすすめします。
この位置にスマホリングがあると、スマホを軽くと持ったときでも、指がスマホリングにしっかり通り、スマホを安定して持つことができるのです。
スマホをしっかり持っている場合は、リングが真ん中にあってもスマホの“安定感”に大きな差はないように感じました。
問題は、ニュースアプリや動画を見ているときのように、スマホを軽く持っているときです。画面に集中するあまり、スマホをしっかり持っていないこともありますよね。そんなときは、ふとした瞬間にスマホを落としてしまうリスクが高いのです。
なので、スマホリングの貼り付け位置は、スマホをどんな持ち方をしても安定感を感じられる場所にすることをオススメします。
ちなみに、左利きの方は、スマホリングを背面中央の右下に貼ると同じような安定感を得られます。
■大画面スマホもより持ちやすく
iPhone 7 Plusのように大画面スマホの場合、スマホリングの貼り付け位置をズラすとフィット感がよりアップします。スマホリングを背面中央付近に付けた場合はリングに指が届きにくいのに対し、左下にズラして貼った場合は、しっかり指を通すことができました。
一番「安定感がある」と感じたのは文字入力時。スマホリングに中指がしっかり通った状態でキーボードをタップできたので、従来のような不安定感はありませんでした。
■横持ちするときも“左下”が持ちやすい
横向きのスマホを片手で持つと、安定感がなくて落下することがあります。そんなときも、スマホリングを中央からズラして貼り付ければ安心。指がリングまで届くので、しっかり持つことができるのです。
ただ、スマホリングを中央からズラしたとき注意したいのが、スマホスタンドとして使う場合。動画を見るときのように横置きする際は問題ないのですが、縦向きで置くとバランスが取れず、うまく立てられないことがあります。縦置きをすることが多い人は、スマホリングを中央に貼るのがオススメです。
■“仮どめ”してベストポジションを見つけるのも◯
スマホを軽く持った際に、「指がリングにかかるくらいがちょうどよい」という人もいるでしょう。私は手が小さいので、スマホリングの位置をズラした方が安定感があると感じましたが、手が大きい人や小さめのスマホを使っている人も、「リングを中央に貼った方が使いやすい」と思うことがあるかもしれません。
難しいのはスマホリングの“ベストポジション”を見極めること。スマホリングは貼り直し不可のものが多く、無理に剥がそうとするとスマホに傷が付いてしまう危険があります。
スマホに傷を付けず、なおかつベストポジションを見極めるためには、スマホリングをテープで“仮どめ”してスマホの持ち心地を試すのもひとつの方法です。
実際に私も、スマホの持ち心地を検証するために、保護シートをを付けたままのスマホリングに、両面テープを貼って仮どめしていました。テープで仮どめした場合もスマホに傷がつく可能性はありますが、いきなりリングを貼るよりもあとからの調整はしやすくなります。
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スマホの落下防止になり、なおかつ「スマホスタンド」としても使えるスマホリング。毎日使うものだからこそ、ちょっと工夫して、使いやすさをアップしてみませんか?
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(取材・文/神戸紅実子)
編集プロダクション「ゴーズ」に所属。”平成生まれ昭和育ち”ながら、スマホやアプリに関する記事を若者文化に乗り遅れまいと執筆中。東横線ユーザーだが、ときどき中央線沿線にも出没する。
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