登山や自転車旅ほどではないけれど、オートバイでキャンプ旅をする際もテントはなるべく軽いものを選びたいですよね。重いテントは、バックパックに入れて背負うにしても、リアキャリアに載せるにしても、ライディング時の動きを制限してしまうのですから。
近年はシルナイロンなど薄くて軽く、はっ水性にすぐれたシングルウォール・テントが充実しています。これらはフレーム込みで1.5kg以下! 山岳シーンを考慮した設計で、その機能性ゆえ所有欲を満たしてくれます。半面、なかなか手を出しにくいプライスなのが悩みの種。オートバイ旅では稜線でテントを張ることはほぼなく、宝の持ち腐れとなりかねません。
思い切ってタープ泊という手もありますが、平日の閑散としたキャンプ場ならまだしも、ファミリーが利用する休日のキャンプ場ではかなり異質…。
走り疲れたあとでもサクッと設営できて、なるべくコンパクトに収納できるテントはないものか、探して出会ったのが「DDスーパーライト・タープテント」(3万4800円)。タープ泊の軽快さと、テントの安心感を備えたソロテントです。
では、設営方法をご説明しましょう。
- 1
- 2