まずはコチラ、“お、ねだん以上。” でおなじみ、ニトリで購入した腕時計用のケース。
仕切りによって5つのスペースに分かれていて、内側はベルベット状の生地が貼られ、腕時計をやさしく保護してくれます。ステンレスといえども、鏡面仕上げなどは容易に小キズが入ってしまうので、このような柔らかめの内張りだと安心ですね。
腕時計を収納すると、このようになります。右側の小さく分かれているスペースは本来、指輪とかネクタイピンなどを入れるスペースなのでしょうか…。とりあえず私はこのスペースにも収まるような腕時計を入れてます。
価格はなんと1箱999円。さすがは“お、ねだん以上。” のニトリ、お求めやすくて嬉しいかぎりです。“コイツはイイ!” と、結局3つ買いました。
ただし、大きめの革バンドやウレタンバンドタイプ等だと、このようにどう頑張ってもスペースに収まりきらない場合もあり、注意が必要です。
そんな時はどうするかというと、100円ショップなどでもよく見かけるワイヤーネット収納に吊って保管しています。
革バンドやウレタンバンドなど、尾錠がある形状の腕時計しか吊るせませんが、こうやって並べてみると見栄えも良いですね。
さてさて、収納しきれていない腕時計がまだまだあるので、他にも良さげなケースは無いものかと探してみました。
収納力を上げるために効率良くスペースを使うには、「縦に積み重なる引き出し」的なケースがいいなぁ、と漠然としたイメージはありました。なので一般的な腕時計ケース(天板がガラス状になっていて収納した腕時計を覗けるモノ)は、縦に積み重ねる用途には向かず、あまり食指が動きません。
当然ですが、引き出しの内側はステンレスをキズ付けない柔らかな内張りが必要ですし、ある程度は見栄えのするオシャレさも欲しい。それに加えて、後日、腕時計が増えても買い足すことで対応できる“拡張性”も肝要かなと考え、どのようなケースが良いかを模索しました。
その結果、たどり着いたのがコチラ、無印良品の「重なるアクリルケース」2段引出タイプ(1790円)です。
サイズは幅17.5×奥行13×高さ9.5cm。別売りのベロア仕切り(590円)と組み合わせて使っているのですが、この仕切り、サイズも腕時計にちょうど良いし、手触りもなかなか高級感があります。
腕時計を収納すると、このような感じ。コレを縦に重ねることで抜群の収納性を発揮してくれるはずです。
と、その前に…。
昔懐かしのアルファベットの転写シールを使って、こんな感じに一部をデコってみました。
“CHRONOGRAPH”、“PILOT”、“DIVERS”と、いちおう各ジャンル分けをしています。
完成した収納スペースがコチラとなります。うむ、イメージしたとおりの出来栄えです。さらに引き出しを増やしたい時は上に積み重ねてゆけばOK!
もっとも、引き出しひとつ増やそうとすると、アクリルケース+仕切りふたつで約3000円。高さ揃えるためにそれを2組用意しようとすると約6000円のコストが! うーん…、中に入れるはずのチプメカ腕時計が1本買えてしまう(笑)。
まあしかし、日常生活で視界に入ってくる収納スペースがスッキリしていると、精神衛生的にもよろしいので “コレで良し!” と満足しています。
実は、まだ収納しきれていない腕時計が多々あるのですが、それらはほぼ着用することのなくなった、いわゆる「二軍」落ちした腕時計たち。オークションサイトに出品したり、知人に譲ったり、はたまた部品取り用にガラクタ用の箱(ガラ箱)行きなどで処分をしてはいるのですが、なかなか追いつかず。最近では二軍選手が増える一方。そんな二軍選手たちは、ひとまずクローゼットの奥深くにしまい込んで保管しています。
こういう連載記事を書いているから当たり前と言えば当たり前なんですが、恥ずかしながら私、ココで記事にしている以外にも腕時計買ってますからね(笑)。改めてこうやって書いてみると、我ながらビョーキだと思いますホント…。
以上、今回はそんなチプメカマニアによる、腕時計収納術でした。
さて、収納スペースもできたことですし、次はどんな腕時計を買おうかな…!
>> 連載[安価機械式「チプメカ」マニアの1万円以下腕時計購入記]
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(文・写真/伏せ字)
腕時計好きの趣味が高じて、記事を執筆することに。一介の時計好きサラリーマン。好きな時計の傾向は、ダイバーズ、青焼き針、56系LM。
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