■スピーカー、スタンド、イヤホンホルダーに変身
「Pécotto Speaker Case for iPhone 8 / 7」は、全国に約6万人の会員を持つ10代女子メディア「マイナビティーンズ」に所属する現役女子高生とソフトバンク コマース&サービスが開発したiPhoneケースです。一見すると「なんだか立体的なシリコンケースだな」といった印象を受けます。カラーはストロベリーピンク、ライラックパープル、ミントブルーの全3色。
このポップなカラー展開はリアルな女子高生たちの意見を盛り込んで決められたからこそのもの。男性はちょっと躊躇するかもしれませんが、これさえ乗り越えれば、それ以上の利便性を得られるんです。
ケース背面にあるぽっこりしたシリコンは、スピーカー型にしたり、元に戻したりできます。そう、これこそがこのケースの醍醐味。
広げた状態にすると、簡易的なスピーカーとして使えるだけでなく、スタンドにもなります。あくまでも簡易的なスピーカーなので音質は普通ですが、いちいちスピーカーを持ち歩くのは面倒ですし、ちょっと人に「この動画見て!」といって見せたいときにはありがたい機能です。
角度を調整できないのは少し不便に感じましたが、集合写真を撮るときや旅先で自撮り動画を撮りたいときなどは役立ちます。
また、この突起部分はイヤホンケーブルを巻きつけるのにも使えます。カバンのなかでケーブルが絡まってしょっちゅう断線させている筆者としては、ケーブルリールがいらなくなったので満足しています。
■iPhoneの片手操作をさりげなくアシスト
使ってみてとくに気に入ったのが、スマホをしっかりホールドできることでした。スマホをホールドするためのリングが売られていますが、どうもiPhoneの背面にリングを貼り付けるのが不格好な気がして敬遠し続けていたのが本音。このケースならあまり抵抗なく使えたし、指が痛くなることもありませんでした。
使わないときにはスピーカーを“ペコっ”とへこませておけばいいし、思ったよりもかさばらない…とは言えません。やはり何も装飾のないケースに比べると、スピーカーの出っ張り部分で厚みが出てしまうので、ズボンのポケットに入れるにはあまり向かないかも。また、机に置いての操作もしづらくなります。
そしてこのケースが、とてもJKっぽいと思ったのが、上下パーツを交換できる点です。ケース自体が上下のパーツに分けられるようになっていて、別の色のケースを使っている友だちと交換すれば、バイカラーのケースに変身します。
3色のケースがあるので、全9パターンの色合いが楽しめます。ペンの蓋を交換するとか、何かと友だちと交換していたJK時代を思い出しました…。
Pécotto Speaker Case for iPhone 8 / 7は、2448円で販売中。こんなに便利なケースを女子高生のものだけにしておくのはもったいないですよ!
>> Pécotto Speaker Case for iPhone 8 / 7
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(取材・文/今西絢美)
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。
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