■用意するのはマグネットバーとポケットふたつ
無印良品の「マグネットバー」(190円)は、一般的な棒状のマグネットと違い、裏面の上部にだけマグネットが付いていません。そのため、マグネットがない部分を押せば、挟んでいたメモを簡単に外せます。そんなワンタッチで取り外せる手軽さが人気です。
このマグネットバーは、3種類ある「ポリプロピレンファイルボックス用ポケット」シリーズ(150円~190円)を組み合わせて、収納ポケットとしてカスタマイズできます。
今回は、「ポリプロピレンファイルボックス用ポケット」(190円)と「ポリプロピレンファイルボックス用ペンポケット」(150円)を用意しました。
マグネットバーの裏側、マグネットが付いていない部分に、ポリプロピレンファイルボックスの爪がぴったりはまります。
「マグネットバー」の幅は「ポリプロピレンファイルボックス用ポケット」をふたつ付けられるサイズですが、重みのせいでバーが外れやすくなるのでやめておきましょう。
■組み合わせたら冷蔵庫にピタッ
「マグネットバー」に「ポリプロピレンボックス用ポケット」のつめを引っ掛けて、収納ポケットを組み立てます。
完成したら、冷蔵庫に「マグネットバー」をくっつけるだけ。あとは、普段よく使う小物類などを収納しましょう。ここではメモ帳、はさみ、ペン3本を入れました。
ペンやメモ類がすっきり収納できました。マグネットバーで家族と共有のカレンダーを挟めば、ペンでの書き込みがお互いにスムーズになります。ほかにも、割りばしや使い切りの調味料袋、栓抜き、しゃもじなどの収納にも便利。トースターのパンくずを掃除するブラシ立てにしてもよいでしょう。
ただし、なにをポケットに入れてもマグネットバーは落ちないというわけではありません。
取り外しがしやすい一方で、あまりに重たいモノを入れて負荷がかかると、外れて落ちてしまう可能性もあるので気を付けましょう。
■玄関に“いつもの置き場”を作れる
マグネットがくっつく玄関扉なら、冷蔵庫と同様の使い方ができます。ペン類はもちろん、宅配便が来た際に、瞬時に取り出せるハンコ置き場としても役立ちます。ゴミの日のメモを張っておけば、出し忘れも防げそうです。
私は、朝出かけるときにICカードを忘れることがありますが、このポケットに入れておけばもう忘れないので安心です。
■洗濯機の周りでも活躍
洗濯機にもマグネットバーを張り付けて活用できます。洗濯乾燥機の乾燥フィルターの掃除用ブラシや、くし、T字カミソリなどの小物類を入れておけば、必要なときにすぐに取り出せます。
マグネットバーに、ペン用ポケットだけをセットして、歯ブラシや歯磨き粉立てとして使うのもよいでしょう。
* * *
今回は「ポリプロピレンファイルボックス用ポケット」と「ペンポケット」を活用しましたが、「ポリプロピレンファイルボックス用仕切付ポケット」(150円)を組み合わせたり、「ステンレスひっかけるワイヤークリップ」(390円)を掛けてチューブの調味料などをぶら下げてみたりと、活用方法はさまざま。自分なりのカスタマイズをぜひ試してみてください。
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(取材・文/中川美紗)
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