[Gear Maniax #085] ひねるとシェードが飛び出てランタンにもなるLEDライト

現在主流の3000mAh前後の電池であれば、単三電池の4~5倍の電気容量を得られます。およそ倍の重量を許容できれば、エネルギーの点で非常に有利です。

最大の特徴はリップスティック式に繰り出せるシェードです。なかなか新感覚で面白い。本体のシンプルなデザインもあって、おしゃれな感じもします。この手のランタンは「ダサい」形状であることが多いので、スマートなアイテムを持っていたい人には良いかと思います。

兄弟機「LA10」との違いは、シェードの先端が抜かれていることです。これにより、前方に照射することができるようになりました。

照射は拡散気味のワイドな光で、手元足元には最適。基本性能としては十分なものです。個人的にはランタンに特化してくれればよかったのにと思う部分もありますが、1本のライトで全てを満たしたい方には良い選択肢かと思います。

シェードを繰り出すことで周辺光を蹴ることも可能、これはちょっと面白いと思いました。

テントなどで直下を明るくしたい場合には有効です。全体を照らしつつも、本や地図を見るところだけ少し明るさが欲しい…というシチュエーションに対応できます。

テール部分にはマグネットが仕込まれていて、鉄板などに貼り付けて使用できます。この手のライトとしてはベーシックな機能。また、ハンドストラップも最初から付属しています。テントのポールなどに通してつり下げることもできます。

シンプルなデザインで、携帯しやすいバータイプのランタン。質感も良く、ギミックも感心させられます。1本持っておくと何かと重宝するのではないでしょうか。(アカリセンター価格:6201円)

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(文・写真/アカリセンター・HATTA)

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