【VW ポロGTI試乗】速い、楽しい、動質高い!GTIならではの痛快な走りに思わずヤラれた

「足が速いだけで、モテる時代は終わりました」ってキャッチコピーが気に入らない。オレなんか子どもの頃、けっこう足が速くてかけっこも得意だったのに、さっぱりモテなかったゾ!…と、半ギレの気持ちを抱きながらVW(フォルクスワーゲン)の試乗会に赴いたわけです。

ドイツ・ヴォルフスブルクの誇るホットハッチ「GTI」シリーズ。東洋の島国・日本では、約13年ぶりに3種類のGTIがそろいました。「ゴルフGTI」、「ポロGTI」、そして、以前の「ルポGTI」に代わって「up!GTI」が加わったオールスターメンバーです。

長男のゴルフGTIは、先に導入を済ませたノーマルGTIに専用アイテムを付加した「GTIダイナミック」を用意。デジタルメータークラスター、ナビゲーション、18インチホイールなどを装備し、ノーマル比40万円アップの445万9000円(6速AT=DSG)と435万6000円(6速MT/100台限定)。

次男のポロGTIは、2リッターターボ+6速AT(DSG)の組み合わせのみで、兄貴分ゴルフの価格帯にガッツリ食い込む344万8000円。

そして末弟のup!GTIは、なんと日本向けに3ドアボディがセレクトされ、1リッターターボとペアを組むトランスミッションに、これまたなんと! 3ペダル式の6速MTが選ばれました。AT大国の我が国では“そうとうに攻めた”仕様のup!GTI。価格設定も、な、なんと!! 219万9000円とリーズナブル。まずは600台の限定販売となります。

3台のうち、この日はポロGTIとup!GTIに乗ることができました。まずは、ポロGTIから報告します。

【次ページ】(かつての)ゴルフGTIの走りが帰ってきた!

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