コットワンの日本デビューは2014年。現在は「ライトコット」や「コットマックス」などバリエーションも増えました。今回は、もっともスタンダードな「コットワン コンバーチブル」(3万5500円/税別)を検証していきましょう。
■組み立て
まず、収納袋に入った状態です。上から、オプションの「コットレッグ」、「コットワン コンバーチブル」、そして「チェアゼロ」です。「コットワン コンバーチブル」の収納サイズはφ16×54cm。袋込みで2.32kgです。
70Lのバックパックにこれらを入れてキャンプ場へ。夏キャンプということもあり、問題なく2泊3日分の荷物が入りました。
コットワンの収納袋の中身はこんな感じ。アルミポール2本と、ブルーの脚が3本です。どれも内側にショックコードが入っているので、組み立てに迷いはありません。
生地を広げ、両サイドのスリーブにアルミポールを入れます。スリーブは両側とも半分閉じた状態です。割合余裕があって入れやすいのですが、さらに片側にはループが付いていて、これを引っ張ることでしっかりポールの端を中に入れられます。
次に脚を組み立てます。
脚には「THIS SIDE UP」という刻印があるので、この面が上(生地側)になるように脚を組みます。
写真の一番上が間違った組み方。正しい組み方(下2本)と比べると、幅が異なることがわかります。恥ずかしながら、最初は3本とも脚の組み方を間違えてしまい、うまく組み立てられませんでした…。
生地からアルミポールが見えている部分に脚を取り付けます。
最初に真ん中の脚を取り付けます。
生地を横にして、立てて持ちます。この状態で脚の両端にあるソケットをアルミポールにかませます。脚の片側にはレバーが付いており、レバーを押し込むとロックがかかります。だから、レバーがあるほうを上にしておくのがポイント。同様に、両側の脚も取り付けます。
ロックがかかっている状態では、ほんの少しだけレバーが浮いているように見えます。取り外すときは、レバーを軽く押し込むようにしてから、レバー両側のボタンを押してロックを解除します。レバーを押し込むのも、ロックの解除も軽い力でできるので非力な女性でも無理なく扱えます。