デザイン上で最も特徴的なのが、前後を結ぶストラップ（Tevaでは“ウェビング”と言います）とかかとを固定するストラップに、パラコードのようなカバーが着けられていること。しかも差し色が“赤”ってところが、いかにもでうれしいんです。Snow Peakが手掛けるギアには、要所要所に赤が使われているんですよね。とにかく高品質でそのハイスペックっぷりに驚いてしまうほどなギア感溢れるSnow Peakらしさ満点です。
そんなSnow Peakらしさが最も表れているのが、3本のストラップが集まる部分。片足に3カ所あるんですが、この3本を留める変形三角形のパーツが金属製になっているんです！ 負荷が掛かる部分に、頑丈な金属パーツを使うなんてさすがです。
また足首の前側にあたるストラップには、Snow Peakのネームタグが付けられ、ひっそりとコラボモデルであることを教えてくれます。でも大丈夫。アウトドア好きが見れば、パラコードのカラーリングを見ただけで、きっと「おっ？」と気付いてくれるはずです。
そしてこのコラボモデルを履いて、一番感動したのがここ！
足首前側のストラップに、なんとバックルが付いているんですよ！ もうね、これ最高です。だって履いたり脱いだりする時に、毎度ペリペリしなくていいんだから。たしかに、面ファスナーでしっかり足首に固定すれば、激しい動きでも足にフィットしてくれることは分かってるんです。でもね、夏場にちょっと近所に行こうかなという時には…、ちょっと…、めんどくさいなぁ…、なんて言ってみたり…。それが、それがですよ！ 最初に調整しておけば、あとはバックルパチンでOK！ なんだこれ、ラクすぎじゃん！ と初めて履いた時に思ったわけですよ。本当に感動的に猛烈にラクでした。
バックル式だけど足の固定はバッチリだから、Tevaのやわらかすぎず固すぎず履き心地バツグンなソールのスペックはしっかり感じられるし、さらには履きやすく脱ぎやすい。もうこのバックル付き、通常モデルとしてラインナップに加えて欲しいぐらいですよ。
カラーは今回試したブラックとグレーの2色。ラスト（足型）はメンズを使っていますが、サイズは22cmからあるので、女性でも問題なし！ 海にフェスに、そして街に活躍間違いなしな今年の夏、最注目サンダルです。ちょうど暑くなってきたので、このサンダルを履く頻度、半端ないぐらい増えそうです！
>> Teva
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（取材・文／&GP編集部 円道秀和 写真／湯浅立志＜Y2＞）
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