■左右で温度が変えられるので食材が焦げない
家族みんなで食事をするときに、作りながらあつあつの状態で食べられるのはホットプレートの利点です。今回、IHデイリーホットプレートを使ってみていいなと思ったのが、朝食をホットプレートで調理するという場面です。
左にパン、右にベーコンと卵を置いて加熱すれば、あっという間に朝食が完成。最低限の洗い物で済むのはもちろん、「保温」しておけば各々が熱々の状態で食事ができて便利なんです。
とはいえ、普段はパンとベーコン&卵で焼きたい温度が異なります。低温だとベーコン&卵が焼けないし、高温だとパンが焦げやすいんです。しかし、IHデイリーホットプレートならその心配は一切無用!
実はこのホットプレート、2つのコイルを搭載していて、左右で異なる温度設定ができるんです。設定できる温度は140〜250℃での加熱と、90℃での保温。ホットプレートの操作は前面のつまみで行います。「専用プレート」モードにしたら、あとはつまみを押し下げて加熱を開始し、つまみを左右に動かして温度調整します。
これなら焼き肉を焼くときに、片方は高温で肉をすばやく、もう片方は低温で野菜をじっくり焼くといったこともできます。ほかにも、チーズフォンデュやチョコレートフォンデュのような具材とソースを両方温かいまま食べたい料理にもいいですね。
■大きな鉄板を活かした料理にもぴったり
ホットプレートのデザインやカラーがスタイリッシュなのも、心惹かれる理由の一つ。これならテーブルに出しっぱなしにしていても気になりません。本体の厚みを4.6cmにまで抑えているのでホットプレート特有の野暮ったさも皆無です。
左右の温度を変えられると言いましたが、1枚のプレートになっているので、大量調理にも最適。今回は「大きな鉄板ならお好み焼きだ!」と一度に4枚のお好み焼きを焼いてみましたが、余裕のサイズ感です。
プレートは幅57.6cm×奥行29.6cm×高さ2.5cmあり、付属のレシピブックには餃子60個を焼くレシピが出ていました。この使い方はホームパーティーか大家族のためのものですが、大きな鉄板だからこそ作れる料理ができるのは楽しそう!
ただし、このサイズのプレートを洗うのは少し大変でした。広いシンクがある家庭ならいいですが、あまり大きくないシンクの場合はどうしてもプレートがはみ出なからの洗い物になります。
安全性にも配慮されており、電源が入ったまま加熱をしていない状態が1分以上経過すると「スタンバイモード」に切り替わり、間違えてツマミに触れても加熱が始まりません。ほかにも、「温度過昇防止機能」「切り忘れ自動OFF」「揚げ物そり鍋自動OFF」といった安全性にもバッチリ配慮されているんです。