昨今のメルセデス・ベンツを見て、古くからのクルマ好きの中には「ベンツも変わったなぁ」と思う人が少なくないかもしれません。
走行性能はもちろん、運転支援システムや各種安全装備、インフォテイメントシステムといった電子デバイスにおいて、メルセデス・ベンツは自動車業界を牽引。モデルチェンジした各モデルに、最新の電子デバイスを積極的に導入するなど“攻め”の姿勢が続いています。
また、エクステリアやインテリアのデザインも、かつての“質実剛健”なたたずまいや設えではなく、曲線基調でスタイリッシュなデザインを取り入れるなど、プレミアムブランドらしい華やかな装いへと変貌を遂げています。
そんなメルセデス・ベンツのラインナップにあって、1979年のデビュー以来、基本デザインを変えることなく作り続けられてきたリアルオフローダーが「Gクラス」。そんなロングセラーが、先頃39年ぶりにフルモデルチェンジしました。今回、オフロードとオンロードの双方で、新型の真価を試すことができましたので、従来モデルとの違いを交えながらご紹介しましょう。
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