■カメラは背面中央
Xperia XZ2 Premiumを手に持つと、結構大きいです。お世辞にもスマートとかコンパクトなんて表現は使えません。ゴツイなぁって印象。
背面は鏡面仕立てで、周りの景色が映り込みます。この上品な光沢感はPremiumっていう名前にしっくりきます。
背面の中央部には指紋センサーがあり、その少し上部にカメラが位置します。レンズはふたつあり、上部がモノクロセンサー、下部がカラーセンサーです。
日中に撮影した写真はこんな感じ。従来のXperiaシリーズでもそうでしたが、色味は結構ハッキリしています。
ハード面では、側面にカメラキーが備わっているので、カメラ持ちで操作可能。こちらもシリーズお馴染みの特徴です。
■夜間に静止画を撮るとどうなる?
同機のカメラのウリのひとつが「暗くても撮れる」こと。静止画では、最高ISO感度51200で撮影できます。「プレミアムおまかせオート」では、自動で超暗所撮影になってしまうので、検証用にマニュアルモードで写り具合の差を比較してみました。
それぞれで撮影した写真は以下のようになりました。シャッタースピード、ISO、露光、ホワイトバランスはそれぞれ「AUTO」を選択しています。
超高感度で撮影した場合、空の雲、水面の模様、壁の色などが視認できるようになりました。これなら、いままで撮影を諦めていた暗所の光景も、手軽に写真として残せますね。
「プレミアムおまかせオート」で撮影する場合は、周囲が暗いと自動で超高感度撮影に切り替わります。使い手が設定を気にせずに恩恵を受けられるのはよいですね。特にISO感度は高くすればよいというものでもないので、自動で調整してもらえるのは助かります。