サイズは小さめですが、財布やスマホやその他手帳など…、普段持ち歩く程度で「濡らしたくないもの」は概ね入ります。これまでさまざまなサイズのドライバッグを使ってきた私の意見としては、「小さい方が便利」なのです。
当たり前ですが、容量が大きいほうがたくさんモノが入ります。しかし、たくさん入れると重たくなります。重たくなると持ち歩くのが億劫になります。よって、使わなくなります。大容量のリュックのインナーバックとして使う程度で活躍の機会は減ってしまいます。
小さければ、常にバックに入れておけますし、折り畳んで収納できるので、カサ張らず邪魔になりません。使いたい時にサッと出して使えるのが一番便利です。なので、この3Lは意外と使えるのではないかと思います。
その他のドライバックと同様に、開口部を3回折ってバックルを留めて封をします。バックル部分にはDリングが付いており、フック等に引っ掛けることが出来ます。
半透明な素材なので、何を入れているかぼんやり外から分かります。外から中身が確認出来るのは良いですが、ちょっと恥ずかしい(笑)。実は、この半透明の素材が後ほどご紹介する「機能」の肝となります。
底の部分に“ヘッドランプ アタッチメント”と記されておりす。その隣には、同社のニノックスかエクスプローラーらしきヘッドランプのイラスト。「これなんですか?」って感じですよね。最初に思い浮かんだのは、この部分にヘッドランプを付けてテントなどの梁にぶら下げて照明にするのかな? というもの。輸入元さんに確認したところ、それも間違ってはいませんが~…、こんな感じに使います、と案内されたのがこれ。
どこのご家庭にもひとつはあるであろうSILVA「EXPLORE2」ヘッドランプのヘッドバンドを外し、このドライバッグに底面に取り付け、バックの中に手を突っ込んでランプをガシっと掴みます。そして、そのまま引き抜いて表裏をひっくり返す!
点灯させて封を閉じれば! あら不思議、簡易ランタンの出来上がり~。
半透明な素材はディフューザーの役目も果たします。確かに面白い! しかし、ドライバックに入れていた中身はどうするの?って感じですよね(笑)。ユニークですが、ちょっとヌケている感じが緩くて好きです。まぁ、おまけみたいな機能ですね。
外部の水気や汚れから中身を守るドライバッグですが、逆に言えばバケツのように使うこともできます。レジャーやアクティビティだけでなく、災害時などのサバイバルなシーンにおいても水の運搬、確保など意外なほど便利に使えます。モノを収納する以外にもさまざまな使い方ができるのは良いですね。日常的に便利に使える&携帯出来るサイズ感は、3L、6L、12Lまでかな? と思います。これからのレジャーシーズンはもちろん、日頃からバックの片隅に入れておくだけでも心強いものではないかと思います。(アカリセンター価格:1940円)
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(文・写真/アカリセンター・HATTA)
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