(4)ポートレート撮影の画像を編集しよう!
iPhone X/8 Plus/7 Plusで、被写体の背景をボカせる「ポートレート」撮影が利用できるのはご存知の通り。ただ、人物なら上手く撮れるけど、輪郭が細かい被写体によっては、被写体の一部がボケちゃうこともあります。
そんなときに活躍するのが「Focos」というアプリです。ポートレートモードで撮影した写真の深度情報を使って、いろんな編集が行えます。
(5)周りが暗いならスマホのライトで遊んでみよう
暗い場所でシャッタースピードを長くすると、面白い撮影ができます。例えば、スマホのライトを使って、ペンライトアートを楽しむなんてことも。ただし、iPhoneの標準カメラアプリではマニュアルでシャッタースピードを調整することはできないので、「夜撮カメラ」など、サードパーティ製カメラアプリを活用しましょう。
カメラ上級者は、花火や車のライトの撮影にも挑戦してみてくださいね。
(6)4K動画を撮るには設定を変更しよう
大事なシーンを想い出として残したいなら、高解像度の動画で撮影しておくのも良いでしょう。特に、最新モデルであるiPhone X/8/8 Plusでは、4Kで毎秒60フレームの動画撮影が可能になりました。もし、リビングに4Kディスプレイがあれば、そこで再生して楽しめるはず。
4K動画を撮影するには「設定」アプリから「カメラ」→「ビデオ撮影」を選択して、解像度を設定します。ちなみに、デュアルレンズが勝手に切り替わらないようにするには、同画面で「カメラをロック」の項目をオンにしておきましょう。
ただし、4K・60fpsの撮影データはかなり大きいので、iPhoneのストレージ残量にはご注意ください。
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簡単に使えるiPhoneのカメラも実は意外と奥が深いんです。ぜひいろいろ試して、いつもとは少し違った角度で楽しんでみてください。
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(取材・文/井上 晃)
スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。