(1)キーボードの打ち心地が最高
「弘法筆を選ばず」なんて言葉こそありますが、筆者のような職業ではキーボードの質がパフォーマンスに直結します。筆選びはとても大事です。
MacBook Proには、バタフライ構造を採用した第3世代のキーボードが採用されており、静粛性が高まりました。打鍵感は軽いながらもストロークは適度な深さ。長時間のタイピングでも手の疲労感は少なめです。
パームレストは15インチモデルの方がやや広いですが、膝上で使うとなると13インチモデルのサイズ感で十分でしょう。
ただし、キーボードは手のサイズや個人の趣向によって、好みが分かれやすいポイント。まずは一度触ってみて打ち心地が気にいるかどうか、確かめてみることをお勧めします。
(2)「Touch Bar」で超絶便利に
MacBook Proといえば「Touch Bar」が魅力。要は、通常ファンクションキーが並ぶ列に、タッチ操作可能なディスプレイがあるわけです。ここにはシーンによって必要なボタンが表示されます。
例えば、デスクトップ画面では「新規フォルダ作成」のボタンをカスタマイズして表示できます。また、「マップ」では周囲の施設を検索したり、交通経路を検索したりする操作を行えます。
まさにスマホやタブレットを扱う感覚に近い。「この操作タップやスワイプで行えたら良いのに」という痒い部分に手が届きます。
(3)ポート周りは余裕をもって
MacBook ProのTouch Bar付きモデルには、Thundewrbolt 3(USB-C)のポートが左右にふたつずつ、計4つ備わっています。そのため、配線の向きを気にすることなく装着可能。
例えば、電源の位置がテーブルの右側にあった場合でも、最短距離かつ自然な角度でケーブルを接続できます。一方、ポートが左側にしかないモデルでは、ケーブルをぐるっと周囲にまわさなくてはなりません。小さな差ですが、毎日のように持ち運ぶとなると、無視できません。
ちなみに、USB-AやSDカードの挿入口がないと困るという人は、複数のポートに対応するハブを購入して使えばOKです。また、iPhoneやiPadとファイルを共有する場合は、「AirDrop」機能や「iCloud」の連携で事足ります。