筆者は仕事でもApple Watchを使う機会が多いので、早速修理を試みようと公式サイトから申し込みを行ないました。なお、申し込みの大まかな手順は下記の通りです。
(1)「修理サービス Q&A センター ― Apple Watch」のページを開く。
(2)「Appleに修理サービスを申し込む」をクリック。
(3)今回の場合、画面が割れたので、「修理と物理的な損傷」を選択。(※)
※たまに「修理と物理的な損傷」を選ぶ画面でなぜか英語サイトが表示されてしまうことがありますが、その際はサイト下部の「日本語」の部分をクリックすると日本語表示にできます。
(4)「過失や事故による損傷、または物理的な損傷」を選択。
(5)今回は、宅配業者が回収に来てくれる「配送修理」を選択。
(6)シリアルナンバーかApple IDで製品を入力。
(7)以降、画面表示に従い、状態などの必要項目を記入して修理を申し込みます。
「配送修理」を申し込んだあとは、宅配業者の人が指定の住所まで故障した製品を回収しに来てくれます。Apple WatchとiPhoneとのペアリングを解除しておきます。また、今回のようなApple Watch本体の修理の場合には、バンド部分も取り外しておきましょう。
5~7日程度でApple Watchが自宅に届きます。配送用の段ボールを開くと、丁寧に白い箱に梱包されていました。箱を開くと、綺麗なApple Watchと久しぶりの再会です。
■Apple Care + for Apple Watchに加入していると少し安くなる
修理の申し込み時には、有償修理についての同意を確認されます。無償修理を希望して届けた場合には、登録したメールアドレスに下記のような「修理情報の更新」メールが届きます。こちらで有償修理を希望するか、または修理せずに返却するかの選択をしましょう。
Apple Watch Sportを購入する際に5800円(税込6264円)の「Apple Care+for Apple Watch Sport」を追加しておけば、こうした修理サービスを1回8400円(税込9072円)で最大2回受けられます。しかし、筆者は「まさか時計を落とすことはないだろう」と思っていたので、加入していませんでした。同サポートに非加入の場合には、サービス料として2万7800円(税込3万24円)が掛かります。(価格はApple Watch Sport 38mmケースの場合)
修理の価格は、購入したモデルによって変わります。例えば、Apple Watch(38mmケース/ミラネーゼループ)の場合には、「Apple Care+for Apple Watch」が8200円(税込8856円)となり、サポート適用時の修理費用は9800円(税込1万584円)になります。また、Apple Care+非加入時には、サービス料として4万400円(税込4万3632円)が掛かります。
ディスプレイ破損などで修理(1回)を行う際の費用総額目安は以下の通り。
<Appel Watch Sport(38mmケース)>
Apple Care+for Apple Watch Sport加入時:1万5336円(税込)
Apple Care+for Apple Watch Sport非加入時加入時:3万24円(税込)
<Apple Watch(38mmケース/ミラネーゼループ)>
Apple Care+for Apple Watch加入時:1万9440円(税込)
Apple Care+for Apple Watch非加入時加入時:4万3632円(税込)
最初にも書きましたが、Apple Watchは丈夫なので、ちょっとぶつけたくらいでは破損は起こりません。しかし、筆者のように破損させてしまうケースもゼロではありません。購入時に、Apple Care +に加入しておくとより安心に使えるでしょう。
(文/井上 晃)
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