■シンプルだからジャマにならない
名前のとおり、この商品、本来はキッチンで使う“まな板スタンド”です。ふたつ立てられるようになっていて、約3cmと約1.9cm、2種類の幅の立てられるスペースが用意されています。これなら分厚いまな板も立てられます。
▲本来の使い方はこうですね
仕切り部分の高さが約9cmあるのでまな板が斜めになり過ぎず、かつ脚となる部分が約13.5cmの幅があるため、まな板を立てても想像以上に安定感があります。
そこでふと思ったんです。まな板って、iPadみたいなタブレットや、14インチ程度までのモバイルノートPCと大きさ似てないか？って。
思い立ったら実践あるべし。実際に置いてみました。
▲iPad 9.7インチモデルを狭い方に立ててみた。背面を仕切りにもたれかけさせたら、画面が傷つくこともない
▲さらにSurface Pro（タイプカバー付き）を幅が広い方に立ててみた
iPadとSurface Pro、どちらも斜めになっていますが、脚部分が広いため、安定感があります。思っていた以上にしっくりきてます。
せっかくなので、机の空いたスペースに置いてみました。
大して広くないスペースなんですが、問題なく収まりました。これはいいかも。無印良品らしい、いい意味での目立たなさが、インテリアに馴染みます。
▲当然ですが立てたまま充電できます
タブレットやノートPCを横長に置けば、さらに安定するとは思いますが、そうなると設置スペースを広く取らなければいけなくなります。そこは置き場所と相談ですね。
机やテーブルの端に置いて落下の心配があるなら、フックで留めるという手も。
▲100均で見つけたプラスチック製のフックで机に固定
また、下にゴムマットを敷いたり、ゴム管を脚にかぶせて滑り止めにするのも手だと思います。
幅がぴったりすぎると、置くのがちょっと億劫になったり、サッと立て掛けられなかったりするものです。でもこれなら、そこそこ余裕があるので、そこまで神経質にならなくてもパッと置けちゃいます。その気軽さとストレスフリー感も、なんだか無印っぽいんですよね。
これきっと、オフィスのデスクでも使えると思いますよ。机の上に何かあるのがイヤな人や、作業のために机上スペースを空けたいことが多い人にはいいのではないでしょうか。
>> 無印良品
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（取材・文／&GP編集部）
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