■日立の新「ヘルシーシェフ」はプロの火加減を再現!
安蔵:日立アプライアンスからスチームオーブンレンジ「ヘルシーシェフ」シリーズの最新モデル「MRO-VW1」が登場しました。7月に発売されたばかりの最上位モデルなのに、9万円を切るコスパの良さが魅力の1つです。
奈津子:8万円台でも十分に高いですけど、他社が発売したばかりの最上位モデルは15万円前後ですから、ずば抜けていますよね。新しいヘルシーシェフは、豚汁を耐熱皿ですぐに作れたり、通常は手間のかかる煮物などを手軽に作れるのがうれしいポイントです。
安蔵:新モデルは「解凍速度が約10%以上アップした」ことと、新冷却構造の採用によって「左右・背面 壁ピッタリ設置」が可能になったことが挙げられますが、大きなポイントは香川調理製菓専門学校の火加減を応用した32個の「Wスキャン調理」オートメニューを搭載したことです。
奈津子:実際の火加減をデータ化して再現しているそうですね。ローストビーフは冷めていたせいか、ほんのすこし硬めでしたけど、私は好みでした。ブリ大根はまるで鍋で煮詰めたように味がしみていましたね。
安蔵:ブリ大根をオーブンレンジで作れるというのが不思議ですよね。
奈津子:チンジャオロースーはまるで中華鍋で炒めたような本格的な味で、私はこれがいちばん好きでした。とんかつはノンフライなのでサクサクしていて、油で揚げたような食感とはさすがに違いますが、余分な油が落ちてさっぱり食べられました。
安蔵:日立はシャープやパナソニックと違ってカラー液晶を搭載していないのですが、その代わりWebレシピ集が充実していて、スマホやタブレットでも見やすいのが特徴です。
奈津子:一部のレシピは作り方の動画も見られるそうですね。これから「kurasiru(クラシル)」の調理動画みたいに豊富になると、より使いやすくなりそうです。
■空間除菌脱臭機「ジアイーノ」の小型モデルが登場
安蔵:パナソニックから、次亜塩素酸で部屋の空気を除菌・脱臭する「ジアイーノ」の最新モデルが登場しました。従来モデルよりもコンパクトになって価格も安くなったので、受験生を抱えていて風邪を引けないという家庭などには導入しやすくなりました。
奈津子:以前にジアイーノを使ってカレーのにおいを取るというデモを体験しましたが、あっという間ににおいがなくなってからジアイーノを見る目が変わりました。
安蔵:新モデルの体験会でも、くさやの干物のにおいを取るというデモをしていました。あのにおいがまたやみつきになるのですが、あのにおいが取れるのは驚きです。
奈津子:人は社会の結びつきで生きていますから、大事なプレゼンや受験、結婚式など、人生の節目節目で「絶対に体調を崩せないタイミング」があると思うんです。そういうときに焦って体調を整えようとするのではなく、常に空気の質を高めて体調管理を意識しておくことがとても大切なことだと思います。
安蔵:そういう意味では、単純にホコリやハウスダストを取る空気清浄機よりも一歩先を行く製品ですよね。
奈津子:ジアイーノは効果がしっかりと実証されていたとはいえ、大きくて価格も高いため手を出しづらい製品だったので、小型モデルが出たのはうれしいですね。私自身も体が仕事道具であり、体調を崩せない職業の上位に入ると思うので、大事な撮影の前に使いたいです!
(取材・文/安蔵靖志 奈津子)
ドラマ、CMの出演多数。「家電アドバイザー」資格を取得し“家電女優”として雑誌、webメディアなど活動のフィールドを広げて活躍中。TOKYO FM「Skyrocket Company」レギュラー出演中(火曜18時〜)。instagramは 「natsuko_kaden」、Twitter「natsuko_twins」