【MINIクーパー試乗】退屈知らずのデザインと走りは、もはやエンタメの域に到達!

「サイズは小さくないのだから、もう“MINI”という名前は見合わないんじゃないか?」

新型が登場するたびに、必ずそんな話題が飛び交うのがMINI。実はMINIというのは、今では車名ではなく、ブランド名になっており、そこにはいくつもの車種が存在する。

かつてのMINIの後継モデルといえる「3ドア」や、そのオープンモデルである「コンバーチブル」に始まり、車体を少し延長してリアドアをプラスした「5ドア」、より大柄なステーションワゴンの「クラブマン」、そして、MINIで最も大きなボディを持つSUVの「クロスオーバー」と、ボディスタイルだけで選択肢は5つもある。確かに、クラブマンやクロスオーバーは全長が4.2mを超えているから、ボディサイズだけを見ると「これはもうMINIじゃないじゃん」という人の気持ちも分からなくはない。

そんなMINIのメインストリームである3ドアと5ドア、コンバーチブルが、先日、マイナーチェンジを受けた。その中身が大規模かつ、かなり濃い内容だったので、その印象をお伝えしよう。

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