■充実のコミュニティエリア
WeWorkではメンバーになると、世界中どこのWeWorkも利用可能になります。上海やロンドンの拠点を利用し、現地のWeWorkで実施されるイベントにも参加可能です。その利用情報はアプリ上で共有され、新しいビジネスチャンスのきっかけづくりにもなっているのだとか。
例えば銀座の拠点では、NASAのチーフサイエンティストを招いてのトークイベントを実施するなど、毎日なんらかのインプットができ、最大限のアウトプットにつながるべく、日々コミュニティマネージャーが何かを企画しているそうです。
WeWork Icebergでイベントが行われるのは1階と2階に位置するコミュニティエリアになります。ここは、メンバーであれば予約なしに誰でも利用できます。メンバーがワークショップやハッピーアワーを行うなどのイベント開催も可能で、なんとDJブースも設置済み。「パントリー」と呼ばれるキッチンコーナーには、コーヒーやお茶などのほか、ビールも用意されていて、自分で入れて好きな場所で飲めたりします。
■会議室や個室スペースはアプリで予約
世界中の拠点の会議室などは、すべてWeWorkアプリから予約可能。各会議室は、壁紙や椅子が異なり、さらにプロジェクターなどの設備を完備するなど内容も充実しています。また、WeWorkメンバーであれば利用できるコピー機やシュレッダー、文具などオフィス用品も用意されています。
WeWorkを利用するためのメンバーシップは、フリーアドレスの座席となる「ホットデスク」、デスクの指定や登記も可能な「専用デスク」、1人単位から1フロアでの契約も可能な「プライベートオフィス」の3種類。最も安いのは「ホットデスク」の契約ですが、月額利用料は拠点によって異なり、WeWork Icebergでは7万4000円に設定されています。
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グローバル単位では、2日に1拠点のペースでオープンしているというWeWork。日本では横浜、大阪、福岡など、年内に10~12拠点まで増やす計画となっています。ちなみに本拠地であるNYでは50拠点以上展開しているので、主要都市への進出は早いと予想されます。登録前に体験ツアーへ参加もできるので、興味がある人は、ひとまず行ってみては?
>> WeWork
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(取材・文/北本祐子)