[Gear Maniax #092] USBで直接充電できるこの電池、実は単三ではありません

近年、この手の「直挿」タイプの充電池が増え始めています。充電池以外に必要なのはmicroUSBケーブルのみ。PCやACアダプタはもちろん、ポータブルバッテリーやクルマなどからも充電が可能です。充電器を別途用意する必要が無いので、手軽でコストも抑えられます。出先に嵩張る充電器を持ち出す必要も無く、日常利用はもちろん、旅行や出張にも便利なアイテムです。

こちらの充電池を初めてご紹介したのは、STREAMLIGHTの充電式フラッシュライト「PROTAC HL5-X」の付属充電池としてでした。HL5-Xはこちらの充電池を2本直列で使用するモデルです。MAX3500ルーメンのハイルーメンモデルのスペックを保証する優秀な充電池です。

HL5-X以外にも同社の18650が使えるモデルには概ね入ります。 デュアルフューエルタイプの2L-XやHL-Xでも使用が可能です。

充電池のプラス極側に小さなインジケーターランプが付いています。充電を開始すると赤く点灯し、充電が完了するとグリーンに変わります。とっても小さなインジケーターランプなので目立つことはなく、暗いところであれば視認出来る程度の物です。

気になるのはサイズ。弊社アカリセンターで単品販売する18650形充電池では最も長いSUREFIRE「SF18650A」よりも若干長いのです。ライトの接点端子が両方ともスプリングのようなモデルであれば使えるかも知れませんが、モデルによっては長すぎて使えないものもあるかもしれません。つまり、汎用品と言えるようなものではなく、STREAMLIGHT社の製品に対応したものだと思われます。それ以外のメーカーの製品への使用は入れてみないと分かりません。

容量は2600mAh。決して少なくはないのですが、どうしても数字の比較になるとやや少ないように感じるのは致し方ないかと思います。最近は3000mAhを超える18650はザラにありますので。

ただし、この手軽さはとても魅力的です。また、弊社としては信頼性の高いメーカーの充電池を推奨しています。リチウムイオン充電池は取り扱いを間違えると危険なものです。基本的に弊社が信頼するものはそのメーカーの実績だけです。ライトであれば、「壊れた」で済むことでも充電池はそうはいきません。過放電で使えなくなるだけならまだしも、その先の発火や爆発などの危険性を考えるとただスペックが高いだけの製品はオススメできません。

そういった信頼も含めたものが「性能」だと思っています。

(アカリセンター価格:2本入り4725円)

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(文・写真/アカリセンター・HATTA)

通販サイト・アカリセンターで懐中電灯の専門販売員をしておりますHATTAと申します。世界中の懐中電灯やギア物をお客様に紹介しております。ブログも絶賛更新中!
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