■スタート:グリルの組み立ては5分で完了
時刻は12:00。さっそく会社でBBQの準備を開始。今回使用するBBQグリルは「クラフトグリル」という商品です。
カサスグリルはデンマーク生まれなだけあって、パッケージもおしゃれ。重さは約1kg、サイズは幅23.5cm・奥行きは31cmと軽量コンパクト。カバンにすっぽり入るので、持ち歩いても負担になりません。2〜3人で使うのに最適なサイズで、ベランダや庭などの狭いスペースでも使用可能です。
本体はダンボール、網は竹串でできています。丸く黒い物体は竹炭で、その周りの白い部分は断熱材代わりの火山石です。全部が天然素材だから、終わった後は可燃ゴミとして捨てられます。
まずは足を組み立てます。切り込みに差し込むだけなので、不器用な人でも安心です。上下があるので、間違えないように注意。
本体側面にある、4つの爪を立てます。
足の切り込みにグリル本体をセット。安定するように奥までしっかり差し込みましょう。
グリルを切り込みに合わせてセットしたら完成。説明書を見ながらやっても、わずか5分で完成しました。雑誌の付録をつくるような感覚で、簡単にできます。
ここまでの所要時間は大体5分。残り55分なので、初っ端から良いペースです。
■5〜10分:手間なく着火! 焼く準備が完了
組み立てをしたらすぐにベランダに出て、着火作業を行ないます。付属の竹炭は着火剤がコーティングされているため火がつきやすく、普通のBBQみたいに暑い中時間を掛けて火をおこす……という作業はありません。着火ライターなどで、簡単に火をつけます。
火事を防ぐため、グリルは固くて水平かつ火が燃え移らない場所で使用しましょう。木製テーブルなどで使う場合は、不燃シートを敷いてから使用してください。
説明書に従い、四隅の竹炭から火をつけていきます。だんだんと火がまわってきて、5分ほどですべての竹炭が白っぽくなりました。目で見える炎が上がらなくなったら、竹串の網をセットします。火傷の恐れがあるため、網をセットするときは竹炭に手が触れないよう気をつけましょう。
竹炭の周りに敷かれた白い火山石が熱を遮断し、外側のダンボールに触っても火傷の心配はほとんどありません(だからといって、むやみに触ったりしないようにしてください)。
ここまで掛かった時間は約10分! 残り時間は50分もあるので、たっぷりBBQが楽しめそうです。