■10〜20分:具材を焼く!
さっそく具材を焼いていきます。タイムロスを防ぐため、野菜や大きい肉などはあらかじめ切っておき、すぐに焼き始められるように準備しておきましょう!
「火が弱そうだけど、本当に焼けるのかな?」と思いましたが、肉を置いたら“ジュージュー”と肉の焼けるいい音が。なんだかビールが飲みたくなってきました(職場なので我慢します)。カサスグリルは竹炭の遠赤外線効果で、具材の中までじっくりと均一に焼き上がるのが特徴です。しかも約60分間は温度をキープできます。
注意したいのがグリルの目の粗さ。小さくカットした野菜や肉の切れ端などは落下してしまいます。実際、いくつかの肉と野菜を落下させてしまいました。「アルミホイルを敷いたらいのでは?」と思いましたが、火がアルミホイルに移ってしまう危険があるのでNGとの注意書きがパッケージにありました。具材は大きめのものを用意した方が良さそうです。
コンパクトなグリルですが火力は十分。豚バラや牛肉は7〜8分ほどで焼き上がりました。野菜はピーマンなど薄めのものは4〜5分くらい、にんじんやカボチャなど固めの野菜は10分ほど掛かりました。今回は焼いていませんが、骨つきチキンや厚みのあるステーキ肉なんかも、20分ほどで焼けます。
■20〜45分:焼きながら食事を楽しむ!
平日の昼間から、職場で食べるBBQの味は格別。レジャー気分なので、午後は仕事に復帰できる自信がありません(笑)!
竹炭は特殊なつくりになっており、網から肉の脂がぽとぽと落ちても、炎が燃え上がることはありません。BBQによくある、炎が上がって焼きすぎる&焦げ付く……といったリスクは回避できそうですね。ゆっくり自分たちのペースで具材を焼くことができます。火力がそれなりに強いために煙はしっかり出てきます。食後に備えて服に掛ける消臭スプレーなどを、用意しておくことをおすすめします。
最後にマシュマロを焼いて、デザートまで完食。少しずつ竹串の網が焦げてきますが、問題なく使えました。
使用後の網の様子。火力が強い部分は黒焦げになっています。
■45〜50分:消火&後片付けも超簡単
デザートまで食べてお腹いっぱい。ふと時計を見ると、お昼休みは残り15分! 果たして後片付けは間に合うのか……という心配もありましたが、竹炭に水を掛けるだけなので、後片付けの時間は5分ほどで終了。普通のBBQだとここで焦げた網やグリルを必死になって洗う作業がありますが、使い捨てなのでそんな手間は一切ありません。
火を消してもしばらくは熱い状態が続くので、すぐにゴミ袋には入れないようにしてください。完全に熱が冷めていることを確認しましょう。冷ます時間を除けば、片付けは一瞬で終わります。このまま可燃ゴミへ出しました。
※お住まいの地域によって、ごみの分別方法は異なります。カサスグリルが可燃ゴミとして処理できるか不明な場合は、自治体に確認しましょう。
会社の昼休みの60分で準備〜食事〜片付けまで、本当にすべて終わらせることができました!ニオイの問題や、事前に具材を切る準備がありますが、いつものランチに飽き飽きしてる人にはオススメ。会社の仲間同士でワイワイBBQすることで、結束力も高まりそうですね。
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(取材・文/浅野 智恵美)