スイス軍が装備のひとつとして、ナイフ製造をビクトリノックスとウェンガーに依頼していたことから、今も“スイス・アーミーナイフ”と呼ばれる多機能ナイフ。もともと軍の制式採用品ですから、手のひらに収まるハンドルの中に、ナイフ、レーション(戦闘糧食)を食べる際に必要な缶切りや栓抜き、装備メンテナンス用のドライバー、リーマー(穴開け)などが搭載されています。さながら小さな工具箱で、キャンプでもひとつ持っていると大活躍するすぐれものですね!
エイアンドエフ会長・赤津孝夫さんは、“アウトドア”というライフスタイルを日本に紹介した伝道師。キャンプやハンティングに造詣が深く、道具としてのナイフにも詳しいんです。
そこで、赤津さんに「キャンプ向きのナイフ選び」について教えてもらいました。
今回は「ひとつは持っておきたいスイス・アーミーナイフ」です。
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