ディスプレイ付きスマートスピーカー「Echo Spot」を買うべき7つの理由

理由5:知りたいことをサクッと検索できる!

スマートスピーカーは、家族で他愛のない話をしていて、「あれって何だっけ?」「誰だっけ?」と、共通の疑問が発生したときにも役立ちます。

ディスプレイ付きのEcho Spotでは、画像を検索することもできます。「ロシアンブルーって、どんな猫?」と聞くと、ロシアンブルーの写真が表示されるので一目瞭然。「ドイツの首相は誰?」「徳川家康ってどんな人?」など、著名人や歴史上の人物の顔写真や肖像画なども表示されます。

▲「ロシアンブルーって、どんな猫?」と聞くと、すぐに画像が表示される

▲「アンゲラ・メルケルって誰?」と聞いた結果

なお、スキルによっては動画の表示にも対応しています。例えば、「NHKニュース」では最新の動画ニュースが見られます。「DELISH KITCHEN」というスキルでは、料理の作り方がわかる動画を見られます。音声だけでもわかるのですが、動画を見ることで、よりわかりやすくなったように感じます。

▲「NHKニュース」を「フラッシュニュース」に登録しておく(声だけで登録可能)と、「最新のニュースを聞かせて」などと話すだけで起動でき、動画ニュースも見られる。フルスクリーン表示にも切り替えられるが、円形にトリミングされるので見づらくなる

▲「アレクサ、デリッシュキッチンを開いて」と話すと、レシピを検索できる「DELISH KITCHEN」が起動。作りたい料理を選ぶと、レシピ動画を再生できる

 

理由6:外国語の勉強にも役立つ!

Echo Spotは翻訳も得意です。「アレクサ、“ありがとう”をスペイン語で」などと話すと、すぐに「Gracias」と翻訳してくれます。従来モデルでもできることですが、Echo Spotでは、画面でスペルを確認することもできます。

▲翻訳結果が画面にも表示される。スペルを確認したいときにも重宝

現状では、短いフレーズしか記憶できないようで、長い文章を話すと翻訳を拒否されてしまいます。それでも、外国語を勉強している人には発音の確認に役立ち、外国人のお客さんが来たときにも役立ちそうです。個人的には「アルクの英語クイズ」というスキルもおすすめ。画面があることで、復習がしやすくなりました。

▲「アルクの英語クイズ」というスキルでは、TOEICさながらのヒアリングテストを楽しめて、正解は画面でも確認できる

 

理由7:Amazonでのショッピングにも便利!

Amazonでのショッピングも従来モデルよりも容易になりました。買いたいものがあるときに、「アレクサ、○○を探して」と話して、商品を検索して、購入できるのですが、従来モデルでは音声でしか確認できないので、レコメンドされる商品が「果たして、本当に買いたい物か?」と不安になることがありました。

Echo Spotでは、画面に商品の画像と価格が表示されるので、安心して購入できるようになりました。過去に買ったことがある商品が優先表示されるので、特に、ミネラルウォーターやトイレットペーパーなど、繰り返して購入したい商品がある人には重宝することでしょう。

▲画面で商品を確認してから購入に進める。万一、間違って購入したり、取り消したりしたい場合は、スマホやパソコンからキャンセル可能

 

■今後追加されるスキルにも期待!

今でも十分に満足できる機能を備えているEcho Spotですが、今後のアップデートでビデオ通話に対応することが予告されています。Echo Spotのディスプレイの上にカメラが搭載されていて、Amazonのアカウントを利用して相互接続し、お互いの顔を見ながら話せるようになるそうです。

声だけで発信できるハンズフリーの電話になるわけで、離れて住むパートナーや家族が、お互いの顔を見ながら朝ごはんを食べるといったことも実現します。「Skype」でもiPhoneの「FaceTime」でもできることですが、その手軽さから、Echo Spotに軍配が上がるように思います。そうなると、買うべき理由が8つに増えますね(笑)

▲現在、「アレクサ、電話をかけて」と話すと、このように表示される

 


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(取材・文/村元正剛

むらもとまさかた/ITライター

iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。

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