■3つのファスナーのうちポイントは…
これがその圧縮袋、「Acteon Packing Cube(アクティオンパッキングキューブ)」。Amazonで5980円で購入。ふたつセットになっていて、思っていたよりかなり小さい。
大きい方が36×25cmで、A4サイズより少し大きいぐらい。小さい方は25×18cmと、かなり小さく感じます。今回は大きいモノにどれだけ入るかを試しました。
まずは構造を確認。クルッと四辺を縁取るような青いラインはファスナーです。ここを開けて服を入れます。
この青いファスナーはふたつあるのですが、そのラインとラインの間にもなにやらファスナーがあります。そう、これがこの圧縮袋の最重要ポイントです。
クルッと1周回ったファスナーは、スタート部分の内側に潜り込むようなカタチで一部(長辺の1/2程度)が重なるようになっています。この重なりがのちのち重要になってきます。
肝心の服を入れるスペースは、青いファスナーを開いた場所になります。実はこれ、上下2室構造になっていて、メーカーによると、片側にはキレイな服を、そしてもう片側には汚れた服を入れられて便利! と説明しています。
■おおっ! 意外と入るぞ!
それではいよいよ服の出番。どれだけ入れられるか、圧縮できるかを検証するために用意したのは、半袖Tシャツ×3、半袖シャツ×3、下着×3、靴下×3の計12アイテム。ズボンは入っていませんが、3日分の着替えを想定しています。
この衣類が「Acteon Packing Cube」の大サイズと比べてどの程度のサイズ感なのかというと…。
これぐらい入ってくれると助かるな~、というごく個人的な感覚で選んだ量なんですが、ちょっと厳しいかも…。でもこの量を(厚みはあるけど)A4サイズにギュッとまとめられれば、バッグの中はかなりスッキリするのではないでしょうか。
では入れていきましょう。
ここまで半袖シャツ3枚とTシャツ3枚の計6枚を入れたのですが、意外なほどに余裕があります。最初のぺったんこな袋を見た時はどうなることかと思いましたが、入れる際に四隅を引っ張り上げながら入れると、スポッと入ります。壁となる側面を持ち上げると、結構な深さがあることが分かります。
実はシャツ類は、ふたつある収納部の一方に3枚入れることを想定し、空いたスペースにそれぞれ下着と靴下と考えていたのですが、これなら片側だけですべて入れられるかも…。