■もうひとつの収納部に入れてみる
ということで、チノパン1本とスウェットのハーフパンツを1本追加投入することにしました。ハーフパンツは宿(ビジネスホテルを想定)でのグダグダタイム&就寝用です。
シャツや下着類を入れた収納部とは反対側の収納部にズボンを入れることにします。まずは青ファスナーを全開にしてズボンをのせてみました。
シャツ類を入れた時にも感じたのですが、服を置いてみた時に感じる「これ閉まるかな?」的な心配をよそに、結構ぐいぐい閉まってくれます。生地が薄いため、何も入れていない状態だと本当にぺったんこです。それを見ているから、どうしても入る量を少なく想定してしまうのかもしれません。
結局、以下の衣類すべてを入れられちゃいました!
・半袖シャツ×3
・Tシャツ×3
・下着×3
・靴下×3
・チノパン×1
・ハーフパンツ×1
もうこれ、完璧な3日間セットですよね。塊感が愛おしくて、立たせてみました。
あとはグレーファスナーを閉めてフィニッシュ!
さてさてグレーファスナーを閉めよう。
閉めよう。
閉めるだけだから。
……頑張りました。そして閉められました。ちょっと苦労はしましたが…。
コツは先ほどと同じ。ファスナーが噛まないように押しながら引っ張ること。ただし、ここまで入れると中の圧縮された衣類の反発力も半端ないので、思いっきり押しながらファスナーを引きましょう。
そして完成した圧縮袋がこれです!
さすがにパンパンです。これだけ入れたら重さもなかなかのもの。持つとズシリとくるので、詰まっている感がスゴい。
これなら、ビニールの圧縮袋よりかなり頑丈なので、何度でも繰り返し活躍してくれそうです。また生地のナイロンはシリコンコーティングされているので、耐久性は高く、さらにちょっとの水気なら弾いてくれそう。
旅慣れた人のスーツケースの中を見ると、アイテムごとに四角い小分け袋に入れて整理していたりします。この圧縮袋はそこからさらに一歩進んで、圧縮までできるというイメージでしょうか。
ぺったんこになるわけではないので、バッグやスーツケースへの入れ方にはコツが必要になるかもしれません。薄い板状の方が、実はパッキングしやすかったりしますからね。また、ビニールタイプのモノとは異なり、少ない量だと圧縮はできません。
とはいえ、ふたつの収納スペースがある点、移動中に口が開いて膨らんでいた、なんてこと起こらないであろう頑丈さなど、「Acteon Packing Cube」ならではの利点はいっぱいあります。大小ふたつで1セットなので、1泊や2泊程度なら、小さい袋が活躍してくれそうです。
1セット持っていると、いろいろ活躍するシーンはあるのでは。
ちなみに色は、この白×青以外にも、白×緑、グレー×赤、黒の4パターンが用意されています。
>> 「Acteon Packing Cube」(クラウドファンディングサイト「kibidango」内)
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(取材・文/柚木朔太郎)