1936年創業のランドール社は、アメリカ製ハンドメイドカスタムナイフの基礎を作ったと言われるナイフメーカーです。創業当時から一貫して“フォージング”という製法で炭素鋼からブレードを作っています。
フォージングとは、いわゆる鍛造のこと。炭素鋼は手入れを怠ると錆びるという欠点がありますが、研いだ後の切れ味のよさは格別です! 最近は錆に不安を持つ人がいるのでステンレスブレードも用意していますが、ステンレスだって鍛造というから徹底しています。
本国のWebサイトにはシースナイフのいろいろな形をラインナップしていて、ブレードの形や用途を記載してあります。ランドールは、ブレードの形を系統立てた初めてのメーカーであるとも言われているんです。
そんなアメリカ製ナイフのレジェンドとも言えるランドールの中から、ナイフやサバイバル技術の著書をもつエイアンドエフ会長・赤津孝夫さんが選んだのが「M11 アラスカンスキナー 5”レザーハンドル」(11万5000円/税別)です。