クラウドSIM搭載「jetfon」を海外でWi-Fiルーター代わり使ってみた

■実際にアメリカで通信するまで

実際にアメリカでクラウドSIMの通信を利用するためには、いくつかの事前準備が必要でした。

まずは「GlocalMe Connect」というサービスに、ユーザーアカウントと支払い情報を登録していきます。これらの作業は出発前に日本で行っておくと良いでしょう。

ホーム画面にある「Global Plan」というアプリを起動し、「登録」ボタンをタップ。メールアドレスを入力します。「ユーザー使用許諾契約」と「個人情報方針」の内容を確認し、チェックボックスをタップしてから、「次へ」をタップ。文字認証として表示された英数字を入力します。大文字・小文字の違いに注意してください。

パスワードを入力し、「次へ」をタップします。メール認証画面が表示され、登録したメールアドレス宛に認証メールが届くので、記載のURLにアクセスすれば登録完了。登録したメールアドレスとパスワードで、GlobalMe Connectにログインします。

海外で利用したい場合には、「海外用プラン」をタップします。購入後、通信プランを有効化するまでは利用が開始されませんので、出国前に購入しておくと良いですよ。

ここでは「アメリカ」をタップし、「アメリカ1GBデータパック(7日)」を選択しました。用途や予算に応じて、良さそうなプランを見極めましょう。

プラン詳細が表示されたら、問題ないか確認して「購入」をタップ。「PayPal」を用いた決済をします。PayPalのログイン画面には「クレジットカードまたはデビットカードで支払う」という選択肢もあるので、必要に応じてこちらを利用しましょう。

支払いが完了したら、プランを有効化させなくてはいけません。1週間プランなどを購入した場合で、海外にいる時間が3日程度など、有効期限に余裕があれば、出国前に有効化しておくとラクチンです。

「購入済みプラン」をタップし、次画面で「有効化」をタップ。確認画面で「OK」をタップすれば、有効化が完了します。筆者はこの手順を見落としており、結局宿泊先のホテルのWi-Fiに接続して、有効化することになりました。当日限りの通信プランを契約する場合も同じことになりますので、注意しておきましょう。

さて、実際に通信したいときには、「接続開始」をタップします。1分程度で接続が完了し、通信が利用できるようになりました。なお、この際にWi-Fiはオフにしておきましょう。

アンテナ表示の横に地球儀のアイコンが表示されたら、接続されている印となります。通信量の残量は、アプリ画面で確認可能。もちろん、追加のプラン購入なども行えます。

ちなみに、通信量を節約するには、「接続を切る」をタップして、一度通信を終了させるのが良いでしょう。

【次ページ】かなりのスピードで通信できる!

この記事のタイトルとURLをコピーする