■パナソニック「スマ@ホーム」なら家のセキュリティも万全
安蔵:パナソニックのホームセキュリティシステム「スマ@ホーム」シリーズに、最新モデルのモニター付き屋外カメラ「VH-SC105」とモニター付きドアカメラ「VS-HC400」が登場しました。
奈津子:スマ@ホームは2015年10月から販売していて、今年で4年目だそうですね。メリットは設置がとにかく簡単なところで、月額利用料などが必要ないのでランニングコストが抑えられるのが魅力ですね。
安蔵:デジタルコードレス電話機などに使われている、電波干渉が少なくて届きやすく、省電力な「DECT準拠方式」を採用しています。屋内カメラや通話も可能な「おはなしカメラ」、窓などの開閉をお知らせする「開閉センサー」、人の動きなどを検知する「人感センサー」などの屋内用機器だけでなく、配線不要で設置できる「屋外バッテリーカメラ」などもラインアップしているのが特徴です。
奈津子:今回のモデルは、電源を入れたらすぐ使えて、ネットワーク接続もスマホ連携も不要。カメラと親機がペアリングされた状態ですぐ使えるので、機械音痴の人でも使いやすくていいですね。
安蔵:そうなんですよ。ホームユニットにさまざまなカメラやセンサーなどを接続することで、屋内外のセキュリティを万全にできるというのが大きな魅力だったのですが、設定は決して簡単ではなかったんです。特にモニター付きドアカメラなどは、ドアに引っかけるだけで使えるので楽ですよね。
奈津子:単3電池4本を入れることで電源に接続する必要がないですし、一人暮らしの女性でも簡単に取り付けられますね。最近、自分の身はできるだけ自分で守らないとなあ……と心から思っているんですよ。護身術の体験レッスンで感化されて、なおさらそう思います。
安蔵:ドアカメラも屋外カメラも、周囲が暗くなっても赤外線LEDで映像を確認できますので安心です。ホームユニット付きモデルを買うか、別途ホームユニットを接続すれば、スマホ接続もできるようになります。
奈津子:アイドル時代にこれがあったら!って思いました。学生寮の若い女性なども、こういうのを使って、自分の身はある程度自分で守るようにしたいですね。
■シャープの「メガフリーザー」がスマホ連携の伝言機能を搭載
安蔵:シャープからは冷蔵庫「メガフリーザー」の最新モデルが登場しました。AI(人工知能)とIoT(もののインターネット)を組み合わせた「AIoT」搭載モデルの第3弾で、メガフリーザーとしては第2弾のモデルになります。
奈津子:共働き世帯の増加を背景に、働くお母さんのサポートがメインテーマだそうですね。
安蔵:新たに、外出先からスマホなどで冷蔵庫にメッセージを送れる伝言機能を搭載しました。私が17年前に購入した冷蔵庫はシャープの「どっちもドア」搭載モデルで、それにはキッチンタイマー機能や伝言機能が付いていたので、懐かしい感じがします。
奈津子:扉を開けた瞬間に「伝言があるよ」とお知らせしてくれるんですね。メッセージを開封するとメッセージを入れた人にお知らせしてくれるので、「子供が帰ってきたな」って安心できますね。ただ、メッセージ機能はテキストのみで、ボイスメモの録音はできないそうです。せっかくなら家族には肉声でメモを残しておきたいと思いました。
安蔵:そうですね。ついでに冷蔵庫の方からボイスメッセージで返信できればいいですよね。
奈津子:AIoTクラウドサービスの「COCORO KITCHEN」に接続することで、過熱水蒸気オーブンレンジの「ヘルシオ」や電気調理鍋の「ヘルシオ ホットクック」と連携する機能も搭載しましたね。
安蔵:AIoT対応のヘルシオ、ヘルシオ ホットクックシリーズを使って簡単に料理ができるメニューを、冷蔵庫の「献立ナビ」から提案するというものです。転送して食材を用意すれば、調理家電の方でスタートボタンを押すだけで調理ができます。
奈津子:対応する機器がまだまだ少ないですが、今後広がっていくと面白いことになるかもしれませんね。
(取材・文/安蔵靖志 奈津子)
ドラマ、CMの出演多数。「家電アドバイザー」資格を取得し“家電女優”として雑誌、webメディアなど活動のフィールドを広げて活躍中。TOKYO FM「Skyrocket Company」レギュラー出演中(火曜18時〜)。instagramは 「natsuko_kaden」、Twitter「natsuko_twins」