【理由4】ストレスがなくなる
スマホを使い続ける中で、ストレスの原因となりがちなのが “動作性” と “電池持ち” ではないかと思います。
CPUやRAM(メモリ)のスペックは、販売する市場によって異なるそうですが、サムスンの最新フラッグシップとして、最高クラスの仕様になっています。画面を分割表示にしたり、スローモーション動画を編集したりといった負荷が重そうな操作をしても、カクカクした動きになったりすることなく、なめらかな操作感を維持できました。
多機能なハイエンドモデルでは、長く使っていると本体が熱くなったり、それが原因でカメラが起動できなくなったりということもありますが、Galaxy Note9では、そういう事象も発生せず、安定していました。
4000mAhの大容量バッテリーを搭載していることも魅力。初めてのベルリンということもあり、毎日カメラを使うことが多かったのですが、外出時にモバイルバッテリーが必要となることはありませんでした。
【理由5】ビジネスエリートになれる!?
Sペンには、新たにリモコン機能が追加されています。本体とBluetoothで繋がって、さまざまな遠隔操作ができる仕組みです。
誰にでも役立ちそうなのは、カメラのシャッター。例えば、セルフィーを撮るときに、Galaxy Note9を卓上などに置いて、少し離れた場所からシャッターが切れるんです。
Galaxy Note9には、パソコンなどと連携する「DeX」という機能があるのですが、これを用いてプレゼンテーションを行う際のスライド操作にも使えるそうです。さらに、ボイスレコーダーや動画プレーヤーの遠隔操作もできるようです。
新機能ではありませんが、外国語のウェブページの閲覧時にSペンをかざして翻訳するといった機能もあります。これもドイツで役立ちました。
IFAの会場でもGalaxy Noteを使っている人は多く見かけましたが、慣れた感じでSペンでメモを取っていたりすると、かっこいいんですよ。“仕事ができる人” って感じで。実際はどうなのかはわかりませんが、僕もGalaxy Note9を使っている間は、ビジネスエリートになったかのような気分を味わえました(笑)。
ただし、Galaxy Note9、お値段もそれなりです。アメリカでは128GBモデルが約1000ドル(約11万3000円)。日本では、いわゆる2年縛りの購入サポートが適用されるのでしょうが、やはり、それなりの価格になることは覚悟しておきましょうね。
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(取材・文/村元正剛)
iモードが始まった1999年からモバイル業界を取材し、さまざまな雑誌やWebメディアに記事を寄稿。2005年に編集プロダクション「ゴーズ」を設立。スマホ関連の書籍・ムックの編集にも携わっている。