“食の秋”を堪能できるオシャレなプレートに、乾燥対策アイテムも!【最新家電レポ5選】

■通常の1.6倍の厚さになる「厚焼きホットサンドベーカー」が登場

安蔵:ビタントニオから「厚焼きホットサンドベーカー gooood(グード)」(実勢価格:5380円)が登場しました。

奈津子:ホットサンドをパンの耳まで焼きたい、でもコンパクトなものがいい、焼き目がおしゃれなものが欲しいといったユーザーからのリクエストに答えたモデルだそうです。朝食やブランチ、お弁当などで楽しめますし、プレートが取り外せてお手入れもしやすいです。電源スイッチや快温ランプが付いていて使いやすいのがいいと思いました。

 

▲ビタントニオの「厚焼きホットサンドベーカー gooood(グード)」

安蔵:実際に使っているんですか?

奈津子:ここ2週間ほど使っていますが、デザインがかわいくて気持ちが高まりますね。ホットサンドは基本2枚の食パンを使うので、1つを2人で分けるとちょうどいいぐらいのボリュームになります。

安蔵:一般的なホットサンドメーカーより、ボリュームのある厚焼きホットサンドが作れるんですね。

▲2枚の食パンを使い、耳まで使ったボリュームたっぷりのホットサンドを作れる

奈津子:そうなんです。一般的なホットサンドメーカーのプレートの深さは約10mmですが、これは約16mmもあるので、耳をつぶさずに済むため仕上がりがきれいになります。ハンバーグやゆで卵、野菜やチキンまでたっぷり挟めるのが魅力です。付属のスクーパー(完成したホットサンドを鉄板から持ち上げる大きなフォークのようなもの)がとても便利です。使用後にプレートを冷ましてから洗剤で洗う手間はあるものの、ホットサンドはサンドイッチよりもおかず感が強く、さまざまな具が試せていいなと思いました。

▲付属のスクーパーを使うと安全に取り外せる

■逆に新しい?おしゃれなカセットボンベホットプレート

安蔵:「グラファイトトースター」や「グラファイトグリラー」などで知られるアラジンブランドが、グローバル展開を見据えて「Sengoku Aladdin」ブランドを立ち上げました。第1弾としてカセットボンベを利用した「ポータブル ガス ストーブ」と「ポータブル ガス ホットプレート」シリーズを発表しました。

▲左から「ポータブル ガス ホットプレート プチパン」2モデル(実勢価格:1万7000円)、「ポータブル ガス ホットプレート グラパン」1モデル(同1万5000円)、「ポータブル ガス ストーブ」2モデル(同3万円)

奈津子:カセットボンベ式のため、電源の心配をせず持ち運べるのは魅力です。内部にはU字バーナーがぐるりと配置されているため、温めムラを防げるようになっています。いろいろな場所へ連れていきたくなるような、ポップなデザインがいいですね。

安蔵:「ポータブル ガス ホットプレート プチパン」はレッドとイエローの2色展開なんですね。

▲「ポータブル ガス ホットプレート プチパン」はレッドとイエローの2色展開。別売の「えくぼプレート」(写真左)は20穴あり、たこ焼きやスイーツ、アヒージョなどを作るのに向く

奈津子:そうなんです。私はイエローのモデルを10日間ほど借りて使ってみました。3つの付属のプレートでさまざまなシチュエーションに対応できるのが魅力です。「平プレート」は焼肉など焼き物に最適ですが、ベースが白なので良くも悪くも焦げは目立ちました。私のイチオシは左右で異なる味が楽しめる「2色鍋プレート」です。境界線が曲線なので食材を箸で混ぜやすいのも魅力です。

▲「実際に10日間ほど使ってみました」

▲「こちらは鳥だしと白味噌スープの野菜鍋です」

安蔵:これは電気を使わないので「家電」ではありませんが(笑)、私のようなアラフィフにとっては懐かしさも感じられる製品ですね。

奈津子:私は世代的にカセットボンベを用いる加熱方法になじみがなくて、最初はボンベをセットするのが面倒に感じていたんですけど、使い込んでいくうちにコードレスなので食卓のスペースを最大限に使える点や、携帯性に大きな魅力を感じるようになりました。

安蔵:IHクッキングヒーターは便利ですし、ガスより安全ですけど、やっぱり携帯性はカセットボンベ製品にしかない良さですよね。

奈津子:とにかく軽くて持ち運びやすいんです。近年流行している「おしゃピク(おしゃれなピクニック)」や「ミドルドア(屋内にアウトドア要素を取り入れるスタイル)」も手軽に楽しむことができます。ただ、使用中や使用後まもなくは本体が熱いので扱いには注意が必要です。

安蔵:価格は決して安くはないですが、3つのプレートが付いていてこのデザインなら悪くはないですね。

奈津子:普段インドア派の私は、これだけでキャンプ気分を味わえてしまいました。大量のスープも、厚みのある肉も、ジャガイモなど火が通りづらい食材もあっという間に熱々になります。調理の時短につながるだけでなく、余計な水分や油のロスを防げるのでうま味と香りが封じ込められ、料理が実においしく仕上がります。塩やタレなどの調味料も最低限で済むからコスパが良く健康的に感じました。ここに屋外の美しい景色と仲間たちの笑顔が加わると最高ですね。

【次ページ】シャープの加湿器は給水がとてもラクに!

この記事のタイトルとURLをコピーする