[1]バリスタと会話しながらコーヒー豆を選べる
スターバックス リザーブの世界観。これを存分に味わえるのは、なんといってもスターバックス リザーブ バーの存在が不可欠です。まずはバーのカウンターに座ってみましょう。するとバリスタが好みの味を聞いてくれます。しかもこのバリスタ、“ブラックエプロンバリスタ”と呼ばれる、スターバックスの中でも優れた抽出技術や知識を持った人です。このバリスタに「酸味は苦手」「フルーティなものを飲みたい」などなど好みを伝えてみてください。すると、数多く用意されているコーヒー豆の中から、オススメを教えてくれるんです。
コーヒー豆の味わいを説明する用語は抽象的なものが多いため、イメージしづらかったりしますよね。でもバリスタは、用意しているコーヒー豆の味をすべて熟知しています。だから、自分の好みを伝えることで、数あるコーヒー豆の中から、オススメをいくつか選んでくれます。
取材の際も「以前、アフリカのルワンダ産の豆でいれたコーヒーを飲んだらとても美味しかったんです」と話したら、ルワンダのコーヒー豆3種類(!)それぞれの特徴を説明してくれました。
[2]希少なコーヒー豆を味わえる
スターバックスのバイヤーが世界中を巡って探したコーヒー豆。その中でも、少量生産の希少種を選べるのがスターバックス リザーブです。どの豆にもストーリーがあり、どのような人たちがどのように生産しているかが、それぞれのコーヒー豆に付けられたカードに書かれています。産地の特徴や生産者の想いを知ることで、1杯のコーヒーから世界とのつながりを感じられる、これもスペシャルティコーヒーならではの楽しみです。
[3]抽出方法を選べる
コーヒー豆が決まったら、次は抽出方法です。スターバックス リザーブ バーでは、ドリップ以外にも、なかなかお目にかかれない抽出器具がそろっています。
抽出方法が異なると味わいも変わってきます。選んだコーヒー豆や好みの味わいになる抽出器具を5種類の中から選びましょう。
①プアオーバー(ペーパードリップ)
いわゆるドリップコーヒーと言われるものです。この日、お相手をしてくれた東京ミッドタウン店のバリスタ、北森さんいわく「もともと日本のいれ方なんですよ」と教えてくれました。こういう話が聞けるのもスターバックス リザーブ バーならでは。ちなみにこのお店に在籍しているバリスタさんは、全国のブラックエプロンバリスタの中でも、コーヒーへの情熱や専門性の高い選ばれた人なんです。コーヒーの知識を豊富に持っているので、気になることは何でも聞いてみましょう。きっといろいろ教えてくれますよ。
いれてもらったペルーの「ラ カピーリャ」は、酸味、コクともにほどよく、少しチョコレートのような風味を感じる味わいです。飲みながら北森さんと話していたら「少し置いておいてください。冷めてから飲むと、それまではなかった風味が出てきておもしろいですよ」と教えてもらったので、半分ほど飲んで置いておくことに。
そして20分後に飲んでみると…。
不思議なことに、ふわっと鼻に抜ける甘みが出てきました。いろいろ教えてもらいながら飲むと、コーヒーの新たな魅力も発見できます。
プアオーバーは、ペーパーフィルターがコーヒーの油分を吸うため、さらっとした味わいになるのが特徴です。強いクセは苦手という人にはオススメかもしれません。