コーヒーがもっと好きになる!「スターバックス リザーブ」でできる4つの特別なこと

②サイフォン

ある意味、最もフォトジェニックかもしれないサイフォンでもいれてもらえます。「1800年代から使われている抽出方法なんですよ」とのことですが、なんだか科学の実験をしているようで、見ていて楽しい。

▲まずは下側に入れた水を温めて沸騰させます。沸騰したお湯は気圧の変化で上の容器へと上がっていきます

▲上の容器にお湯が溜まると、コーヒーの粉を入れます

▲コーヒー粉を入れたら混ぜる! この混ぜる工程が最も難しく、最も味に影響するんです

▲下の容器の温めを止めて冷やすと、上に容器内にあるコーヒーが落ちていきます。真ん中の盛り上がった部分は粉を濾すためのネル(布)です

▲一度コーヒーサーバーに移してから、カップにいれてくれます

▲サイフォンでは、ボリビアの「ブエナビスタ エステート」という豆でいれてもらいました

お湯を沸かすのにちょっと時間が掛かってしまいますが、目の前でお湯が上がったり、コーヒーが下に落ちていったりを眺めているのは楽しいものです。サイフォンでいれたボリビアの「ブエナビスタ エステート」は、豆の個性がグッと強く出た、しっかりした味わいのコーヒーでした。

「サイフォンでいれたコーヒーは香り立ちがいいのが特徴です。ゆっくり過ごせる人にはオススメですね」と北森さんが話すとおり、仕事帰りや週末など、時間に余裕がある時にぜひ味わってみてください。

 

③クローバー

スターバックス リザーブ バーに行ったら、ぜひ一度試してもらいたいのが、「クローバー」という抽出器具を使っていれたコーヒーです。抽出時間や温度をデジタル制御し、コーヒー豆の個性を最大限に引き出してくれるマシンなんです。

こちらはサイフォンとは違い、アッという間に抽出されます。北森さんによると「ペーパードリップとフレンチプレスのいいところ取りというイメージですね。酸味がおいしく出てくれるので、アフリカのコーヒー豆がオススメです」とのこと。

さっそくいれてもらいましょう。

▲上面に丸い部分が。実はこれがフィルターになっていて、よく見ると細かい網状になっています

▲このスタートすると円形部分が下にさがるので、そこにコーヒーの粉を入れます

▲粉にお湯が注がれます

▲粉が均等になるように混ぜます

▲少し経つと円形部分が元の位置に上がってきます。実はこの段階ですでに抽出は完了しているんです

▲アフリカのコーヒーが合うということで、ルワンダの「ショリー」という豆をいれてもらいました

内部を真空状態にして一気に抽出する方式なので、香りがギュッと閉じ込められるのが特徴のクローバー。いれてもらったルワンダの「ショリー」は、透明感があり、酸味もしっかり感じられ、クリアな味わいのコーヒーでした。華やかな香りが特徴のコーヒー豆にはピッタリかもしれません。

 

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