「メルセデス・ベンツが時計ブランドの『スウォッチ』と組んでシティカーをつくる!」…
そんなニュースが世の人々を驚かせて早20年。スマートの看板モデル、ふたり乗りの「フォーツー」が、第3世代に進化しました。
新しいフォーツーは、ツルンとした卵のようだったこれまでのフォルムとは異なり、フロントがちょっと出っ張り、明確なボンネットを持つ1.5ボックススタイルへ変化しました。ボディサイズは、横幅を中心にわずかに拡大。
リアに積まれるエンジンは、998ccの直列3気筒(71馬力/9.3kg-m)と、スペック上は先代と大差ありません。ビッグニュースは、組み合わされるトランスミッションです。これまでのシングルクラッチ式から、スムーズなシフトが自慢のデュアルクラッチ式、その名も“twinamic(ツイナミック)”になりましたぁ! パチパチパチ〜。
第一弾として上陸する特別仕立ての「フォーツー エディション1」は、ラバオレンジのボディカラーのモデルが199万円。ミッドナイトブルーのそれが204万円になります。各色220台の限定販売。今回からフォーツーは、限定モデルを年に数回リリースする販売形態を採用しています。
さらに、フォーツーのボディをストレッチした4人乗りの「フォーフォー」(209万円〜)は、2016年1月頃のデリバリー開始とアナウンスされています。先代のフォーフォーは、FFレイアウトでしたが、新型はフォーツーと同じくリアにエンジンを搭載するRR(リアエンジン/リアドライブ)レイアウトを採用しています。
■ルックスも走りもオトナになった印象大
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