▼ADRIA「TWIN 540 SPT」(870万2800円)
輸入キャンピングカーで注目されているのが、フィアットが製造する大型商用バン「デュカト」をベースにしたものです。デュカトは欧州キャンピングカー市場で7割のシェアを誇るモデル。室内高が1.9m以上あり、フロントシートが180度回転するので、スペースを最大限に活かした快適なキャビンを作ることができるのが特徴です。
後方に設置されたセミダブルベッド。下は収納スペースになっています。
ベッドは跳ね上げ可能。大きな荷物を積みたいときも安心。
フロントシートを回転させることで、4人でゆったりくつろげます。
ベッドスペースとダイネットの間にはシャワー&トイレスペースが。給水タンクは100L、排水タンクは90Lと大きめ。
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▼デスレフ「Globebus GT I1」(1140万円)
フィアットデュカトをベースにしたフルコンバージョンキャンピングカー。フルコンとはいえ全長が605cmに抑えられているので、日本の道でもそこまで取り回しに苦労することはなさそう。車内への入口幅は70cmです。
フルコンは家にいるのと同じようにクルマで暮らせることを想定しているので、装備が充実しているのは言うまでもありません。ベッドは常設のダブルサイズ。もちろんふかふかで、寝心地がよさそう。
運転席上には昇降式のベッドが。こちらもふかふか。展示車両は手動で下げるタイプでしたが、オプションで電動昇降式に変更することも可能です。
車外からアクセスできる収納スペースもあります。人が普通に寝られるくらいの広さがあります。
>> 東和モータース販売
▼ウィネベーゴ「FUSE WF423T」(1540万1000円)
アメリカのキャンピングカービルダーであるウィネベーゴが手掛けるモーターホーム。ベース車両はフォードが製造する商用バンのトランジット。カテゴリーはキャブコンバーションです。
フィアットデュカトベースのキャンピングカーとの違いは、駆動方式がFRであること(デュカトはFF)。搭載エンジンは3.2L直列5気筒ディーゼルで、最高出力137kW(185ps)、最大トルク474N・m(48.4kg-m)。最大トルクは1500~2500rpmで発生するので、乗用域で力強く走れます。
停車時は、ボディ後方をスライドアウトすることで室内空間を広く使えるようになっています。
スライドアウトした部分はベッドスペース。ベッドサイズは147cm×190cm! ベッドの横にはシャワー&トイレが設置されています。
コンロは3口あるので、旅先でもいろいろな料理を楽しむことが可能。コンロの上には電子レンジが備わります。
冷蔵庫もこのサイズ! これだけの装備のものが1500万円で買えるというのは、ある意味お買い得かもしれません。海外ではリタイアした夫婦がこういうクルマで2人旅を楽しむというのですから、日本とは感覚が違いますね。
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