■ドーム型のコンベクションオーブンはやや大きめ
塊肉回転コンべクションオーブンは、ヒーターからの放射熱とファンによる対流熱で、焼く、揚げるといった調理ができます。さらに、塊肉などを360度回転させながら焼けるようになっています。
炊飯器のような形ですが、サイズ感はやや大きめ。キッチンに出しっぱなしにして使うには、少し広めのスペースが必要そうです。
コントロールパネルのボタンを押して操作する仕組みで、温度、時間、調理モードを手動で設定します。
手動モードでは温度を50〜230℃、調理時間は最大60分まで設定が可能。調理開始時間を設定できる最大10時間のタイマー予約機能付きとなっています。
■フタを開けなくても焼き加減が見える
まずは焼き豚を作ってみようと思います。今回は330gの豚バラブロックを半日焼き豚のタレに漬け込みました。漬け込んだ食材を付属の串に刺しましょう。
あとは、串の尖った方を鍋の差し込み口に入れ、反対側をフックにかけます。
フタを締めたら電源を入れ、串焼き回転モードで190度・50分にセットして、「スタート」ボタンを押します。
この調理時間の目安を自分で決めなければいけないのが、塊肉回転コンべクションオーブンの難点のひとつです。レシピブックは付いておらず、取扱説明書にローストチキンやステーキ、サンマなどの目安の温度、時間、モードがちょこっと書かれているので、これを参考にするほかありません。
調理を開始したら、あとは完成するのを待つだけ。中の串がぐるぐると回転するので、そのまま調理が終わるのを待ちましょう。
完成した焼き豚がこちら。ちょっと焼きすぎた感じもしますが、表面に焦げ目がついて香ばしい香りがします。アツアツの焼き豚はジューシーで、均等に火が通っています。
そんなに頻繁に作るものではないかもしれませんが、いざというときにこんなグリル料理が作れるのはいいですね。ほかにも、ローストチキンやとうもろこし、サンマなんかも焼き串モードで調理できるようです。