■ノンフライのとんかつの出来栄えは?
塊肉回転コンベクションオーブンは、ノンオイルフライヤーとしても使えます。そこで、とんかつ2枚を230℃・15分で焼いてみました。
こちらが完成したとんかつです。ノンフライなので揚げたときのように表面が茶色くなりにくいのですが、これならカロリーも抑えられますし、罪悪感なく食べられそうです。ただし、揚げるときよりも調理に時間がかかります。
ほかにも、買ってきた揚げ物惣菜を温め直すのにも役立ちます。今回はスーパーで買った春巻きとコロッケを温めてみました。
180℃・15分で加熱したところ、表面はサクッと、中はしっかり温まっており、余分な油は下に落ちていました。この温め方はカロリーオフしたいときにいいですね。
ほかにも、干物を焼いてみましたが、焼いているときはほとんど煙が出ず、後片付けしやすいのが気に入りました。
オーブンよりも手軽で、トースターよりもいろんな調理ができるのが塊肉回転コンベクションオーブンの強み。サイズが大きい、レシピブックが付属しないといった課題はあるものの、1万円でこれだけいろいろできるなら優秀です。「とにかく塊肉を回して焼きたい!」という人や、カロリーオフを意識した調理がしたい人はぜひ検討してみてください。
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(取材・文/今西絢美)
編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。