塊肉をくるくる焼ける1万円のオーブンで焼豚を作ってみた!

■ノンフライのとんかつの出来栄えは?

塊肉回転コンベクションオーブンは、ノンオイルフライヤーとしても使えます。そこで、とんかつ2枚を230℃・15分で焼いてみました。

▲鍋のなかに焼き網を置き、その上に食材を載せる

こちらが完成したとんかつです。ノンフライなので揚げたときのように表面が茶色くなりにくいのですが、これならカロリーも抑えられますし、罪悪感なく食べられそうです。ただし、揚げるときよりも調理に時間がかかります。

▲5分間でなかまでしっかり火が通っている。少量の油を表面に塗ってから調理すると、焼き色や風味が増す

ほかにも、買ってきた揚げ物惣菜を温め直すのにも役立ちます。今回はスーパーで買った春巻きとコロッケを温めてみました。

▲オーブントースターのような感覚で使えるので、冷凍ピザやトーストを焼くといった場面にも使える

180℃・15分で加熱したところ、表面はサクッと、中はしっかり温まっており、余分な油は下に落ちていました。この温め方はカロリーオフしたいときにいいですね。

▲揚げ物の温め直しは焦がしやすいが、フタが透明になっているので様子を見ながら調理できた

ほかにも、干物を焼いてみましたが、焼いているときはほとんど煙が出ず、後片付けしやすいのが気に入りました。

▲230℃・15分で加熱。少し乾燥は気になったものの、十分な焼き上がりだ

オーブンよりも手軽で、トースターよりもいろんな調理ができるのが塊肉回転コンベクションオーブンの強み。サイズが大きい、レシピブックが付属しないといった課題はあるものの、1万円でこれだけいろいろできるなら優秀です。「とにかく塊肉を回して焼きたい!」という人や、カロリーオフを意識した調理がしたい人はぜひ検討してみてください。

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(取材・文/今西絢美

いまにしあやみ/エディター、ライター

いまにしあやみ/エディター、ライター

編集プロダクション「ゴーズ」所属。スマートフォンなどのデジタル製品を中心に、アプリや関連サービスに関する記事をウェブや雑誌で執筆中。趣味は食べ歩きで、食にまつわるサービスや製品のチェックがライフワーク。

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