■チーズを温めながら食材が焼ける
ラクレット&フォンデュメーカー メルトの構造は至ってシンプル。本体にヒーターが内蔵されていて、上段にプレートをセットし、下段にチーズを入れたミニパンをセットするだけです。
中段のヒーターがプレートとミニパンを同時に温めてくれるので、野菜やパンを焼きながら、下でチーズを溶かしてくれます。プレートは両面仕様になっていて、ラクレットの具材を焼く際は凹凸のある面を上にしましょう。
■ラクレットチーズ以外でも手軽に作れる
せっかくなので、今回は自宅でラクレット、チーズフォンデュ、チョコレートフォンデュを作ってみることにしました。そう、ラクレット&フォンデュメーカー メルトはフォンデュ料理にも使えるんです。
まずはラクレットからスタート。ラクレット用のチーズはなかなか手に入りにくい&高価なので、今回はカマンベールチーズで代用しました。高さのあるチーズをミニパンに入れると中段のヒーターに付く恐れがあるので、半分の高さにカットして使っています。あらかじめ切れているカマンベールチーズをそのまま1個入れて溶かすのが、安全面では良さそうですね。
チーズをセットしたら、上段に厚切りベーコンや野菜を置いてグリルします。
そろそろベーコンと野菜が焼けたかなというタイミングでミニパンを見てみると、いい具合に表面が焼けています。これならなかのチーズもしっかり溶けていそうです。
焦げ目がついたチーズ表面のフタを剥がして、アツアツのベーコンにオン! これはインスタ映えがすごいですね。ミニパンはノンスティック加工されているので、チーズが焦げ付きにくくなっています。
ラクレット&フォンデュメーカー メルトには、チーズ専門家による解説付きのレシピシートが付属します。そこで気になったのが、生ハムを巻いたパイナップルに溶けたチーズを載せるという食べ方です。
これはまさに大人の味! 果物の甘さと生ハムの塩気という組み合わせだけでも十分おいしいのですが、溶けたチーズが加わることで味に柔らかさが生まれています。これがあれば白ワインがいくらでも飲めそうな一品です。