変形するトートバッグ「スプーンフル」でキャンプを快適に!【アウトドア銘品図鑑】

■サイズ

現在、「スプーンフル」は、6Lから107Lまで16タイプがラインナップされています。その中から3種類を使ってみました。

#17ルードムード(展開時80×116cm 容量62L ターポリン 1万円/税別)
#12キャリー(展開時43×33cm 容量11L 11号帆布 7800円/税別)
#10ジェシカ(展開時46×94cm 容量17L 12ozデニム 1万3000円/税別)

▲#17にはソロキャンプ用の大物ギアが一通り入った

ソロテント(ヒルバーグ「ソウロ」)とテーブル(テンマクデザイン×雀家「ワークテーブル LOW・竹天板」)、ブランケット、ニンジャタープ、ポール、チェア(ogawa「ハイバックチェア」)が入りました。正直、寝袋やインフレータブルマットなどまだまだ入りそうですが、重くなって持てなくなりそう。

▲#12には焚き火アイテム一式が入る

焚き火台(ユニフレーム「ファイアスタンド」※2分割できるよう改造済み)とグローブ、ナイフ、ライター、着火剤、カップ、火ふき棒、マルチツールをまとめてちょうどいい感じ。小型の鉄板を入れる余裕もありました。

▲縦型の#10はソロ用のキッチングッズをまとめて、デイキャンプセットに

ピクニックマット(コールマン「レジャーシート」)、ジャグ、バーナー(SOTO「ストームブレイカー」)、クッカー、シェラカップ、包丁・まな板セット、マルチツール、保温ボトル(スタンレー「マグボトル」)、調味料入れ(ゴースタック)、折りたたみソーラーランタンなど盛りだくさん。

ほかにも、ダッチオーブンユーザーなら、正方形ボトムの#6エニーデイや#7ハーベストなんかが使いやすそう。自分の道具たちから適切なサイズを選びましょう。

 

■素材

バッグの素材は、オリジナルともいうべき8号帆布(パラフィン加工)のほかに、11号帆布、ターポリン、デニムがあります。

8号帆布のシリーズは自立できるので、無造作にクルマやキャンプサイトに置けるのはご存じのとおり。

11号帆布は真ちゅう製のファスナー、ターポリンはビスロンファスナーでタブがリング状です。デニムはファスナーではなくタックボタンを採用しています。

ターポリンは水に強いので、これからの季節は濡れてしまったスノーアイテムを持ち運ぶのにぴったり。クルマのラゲッジに広げてブーツ置き場としてもいいですね。夏ならシートに広げておけば、水着のままちょっとクルマを移動させるときに重宝します。キャンプでは、重いものはタフな8号帆布、水辺はターポリンと使い分けると良さそうです。

デニムシリーズは思ったよりくったりとした感触。しかも、タックボタンは、気軽に開け閉めできません。どちらかというとタウン寄りのシリーズです。

けれど、カラビナをかけてランタンやキーを吊り下げるなんて具合に使えるので、比較的軽い、ピクニック用品の持ち運びによさそう。

11号帆布は8号ほどタフではありませんが、しなやかでたたんで持ちやすいという特徴があります。さすがにダッチオーブンのように重いものを入れるのはためらいますが、キャンプでは小物の整理や買い物用バッグなど、マルチに使えます。

【次ページ】アラジンのポータブルガスストーブも運べる!

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