今、ボルボは、強力に選択と集中を断行中。エンジンの共有パーツを増やして開発のリソースを潔く集約しています。早速、その成果が市販車に現れていて“Drive-E(ドライブ・イー)”と呼ばれる新エンジン群は、いずれも元気がいいのが特徴です。
エントリーモデルである「V40」のエンジンラインナップを例に挙げると、現在、1.5リッターターボのT3、2.0リッターディーゼルターボのD4、2.0リッターターボのT5をラインナップ。選択と集中を断行したとはいいますが、思いのほか選択肢は多いんです。
そして今回ドライブしたのは、その中で「一番ハイパワー」かつ「一番高い」やつ。全世界343台限定、そのうち日本にはわずか88台しか入ってこないT5の特別限定車「V40 T5 R-DESIGN カーボンエディション」です。
最高出力245馬力、1500回転から最大トルクの35.7kg-mを発生する弾丸ショートワゴンで、価格は460万円。参考までに、ベースモデルの「T5 R-DESIGN」は440万円。さて、プラス20万円分の価値はどこにあるのでしょうか?
■超絶スポーツモデルと同じカーボンルーフを採用
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