■シェードはあえて覆わないタイプに
広がる音となると、シェードは電球を覆うようなタイプは不向きかもしれない。むしろ裸電球状態でもいいかも。でもそれじゃあ当初の目的(侘びしい風景をなんとかしたい)を果たせない…。そんなことを考えながらネットで探していると、見つけました。作業場にありそうな、シェードだけどシェードの役割果たさないよね的なモノを。それがこれ!
おぉ、意外といいかも。ちょっとインダストリアルな雰囲気。これなら音をこもらせることも、指向性を与えることもない。きっちり縛ったコードも、作業場感が出ていい感じ(都合いいなぁ…)。
ではさっそく点灯してみましょう!
おぉ! 雰囲気あるわー!(自己満足)
明るさは「ん、これLED?」と思う程度の100ルーメンですが、シェードで覆っていないため、明るすぎると目がしんどいということも考えればちょうどいい。ちょいと落ち着いた雰囲気が間接照明的で、これはこれでアリだなと(自己満足その2)。
部屋全体を照らしつつ、部屋全体を音で満たす。シェードもぴったりで、一気に部屋がグレードアップした気がします。
■やっぱり試してみたくなるよね、トイレに
でもちょっと待てよ。この電球型スピーカーがふさわしいところって他にもあるかもしれない。思いついたらやってみるしかないでしょ! ということで、さっそく試してみました。それはズバリ、トイレ!
明るさはさほど必要なく、しかも音楽を聞きながら用を足せるなんて最高じゃない! 問題は、このカタチがハマるかどうか。
付いていた電球を外して「LED電球型Bluetoothスピーカー」を取り付けてみると…
やったぜ! しっかり装着できました。電気を点けると、明るさもちょうどいい!
用もないのに便座に座って、上から降ってくる音を堪能してみましたが、これイイ!
と思ったのですが、そこで気付きました。自分が結構なスピード派だということに。ほぼ毎回1曲分もトイレにいないということに。さらに言うと、毎回プレーヤーにつなげて再生するのが面倒だということに…。
トイレの外にあるプレーヤー(PCやスマホ、DAPなど)とつなげる場合も、ドアを閉めるがゆえに接続が不安定になる。ドアを開けて用を足すわけにもいかないし…。トイレ専用DAPを置いておくという手もありますが、長時間派ではないのでそこまでするのも…。
ということでトイレへの導入は見送ることに。もしトイレ大好き長時間派の人なら試してみるのもアリかもしれませんよ。
■2台あればステレオになる!
ちなみにこの「LED電球型Bluetoothスピーカー」には、2台あるとステレオになる“TWS(True Wireless Stereo)モード”が付いています。ステレオサウンドを楽しみたいという人はぜひ2台そろえてみてください。また今回はたまたま安く売っていましたが、もしかすると在庫限りかもしれませんのでお気をつけて。
しっかり音楽を楽しみたい場合はイヤホンやヘッドホン、指向性のあるアクティブスピーカーで聞くのがオススメですが、BGMとして音楽を流しておきたい、部屋を音楽で満たしたいという人にはこの「LED電球型Bluetoothスピーカー」、かなりオススメですよ。
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(取材・文/&GP編集部 円道秀和)