■情報量はPro 6の方が多い
ビューアーとして使うとどうでしょうか。10インチ、12.3インチのディスプレイを重ねてみると一回りサイズ感が異なります。ディスプレイの解像度も、Surface Goが1800 x 1200ピクセル(217ppi)で、Surface Pro 6が2736 x 1824ピクセル(267ppi)、と差があります。
また、Edgeを起動してブラウジングしてみると、PCサイトを表示したときの情報量にわかりやすく差がありました。
また、タイプカバーを装着して、複数ウィンドウを使い分けることを考えると、Surface Pro 6の方が使い勝手は良いですね。
同じく、Surfaceペンを使うときも、12.3インチの大画面の方がゆったり使えるのは、言うまでもありません。
■キーボードメインで使うならPro 6がオススメ
キーボードを多用する想定なら、Surface 6 Proを選びましょう。筆者の手では、Surface Goのタイプカバーはキーの幅が小さすぎて、タイプミスが発生しました。ブラウジング中に登録情報を入力するために使うくらいなら全く問題ないのですが、Wordを使ってレポートを書いたりしたいなら、ちょっと厳しい。文字入力に関してはオンスクリーンキーボードで十分なのでは、とも思ってしまう。
一方、Surface Pro向けのタイプカバーなら、丸1日タイピングし続けても慣れれば問題なく使えます。また、Surface Proのタイプカバーでは、キーボード面に指紋センサーが備わっているので、Windows Helloの認証で指紋も使用できます。
関連した特徴に触れておくと、録音用途で使う際には、マイクがふたつ備わっている「Surface Pro 6」の方が音質は良いです。取材のインタビューで録音を残したり、議事録のメモとして録音をしたいような人は、この差も忘れずに。