Surface Goに向く人、Surface Pro 6に向く人の見分け方

■法人購入ならLTE通信ができるGoにも注目

Surface Goの魅力としては、LTEモデルを選択できることが挙げられます。こちらは11月29日に発売されます。ただし、法人向け限定で、個人向けの販売は未定とのこと(是非とも販売してほしい!)。

一方、Surface Pro 6はWi-Fiがないと接続できません。過去のSurface ProにはLTEモデルもあったのですが、なぜか最新モデルはWi-Fiモデルしかありません。

ちなみにバッテリー持ちに関しては、Surface Pro 6がローカルのビデオ再生で最大13.5時間であるのに対し、Surface Goは最大9時間。もしSurface GoのLTEモデルを使用する際には外出時の充電環境には気を配る必要がありそうです。

 

■手持ちのアクセサリーとの相性は?

最後に細かい部分に触れておきましょう。まず、外部ディスプレイの出力は、Surface GoでもSurface Proでも行えますが、使用するポートが異なります。

▲Surface Goから外部ディスプレイに出力

Surface GoはUSB Type-C、Surface Pro 6はMini DisplayPortとなります。既存のPCでどちらを使っているかによって、どちらが嬉しいかは異なりそうですね。

ちなみに、その他の外部端子を比較すると下記のようになっており、「Surface Dial」が使えるかどうかも違いがありました。

<Surface Pro 6の外部端子>
・フルサイズ USB 3.0
・3.5mm ヘッドフォン ジャック
・Mini DisplayPort
・Surface Connect ポート
・Surface タイプ カバー ポート6
・microSDXC カード リーダー
・Surface Dial と互換性あり

<Surface Goの外部端子>
・USB-C
・3.5mm ヘッドフォン ジャック
・Surface Connect 接続ポート
・Surface タイプ カバーポート
・microSDXC カード リーダー

そして、Surface Pro 6の充電アダプタは、USBを接続できるようになっています。ここから別のデバイスを同時に充電できることも覚えておきましょう。

▲ここにケーブルを繋げば、スマホも同時に充電できる

*  *  *

携帯性に特化したミニマムなWindows PCが欲しいならSurface Goを選択するメリットがあります。しかし、長いレポートを執筆したり仕事で使用するような想定であれば、Surface Pro 6を選んでおいた方が長く満足して使えるはずです。これらを踏まえて検討してみてください。

>> マイクロソフト「Surface」

 


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(取材・文/井上 晃

いのうえあきら/ライター

いのうえあきら/ライター

スマートフォン関連の記事を中心に、スマートウォッチ、ウエアラブルデバイス、ロボットなど、多岐にわたる記事を雑誌やWebメディアへ寄稿。雑誌・ムックの編集にも携わる。モットーは「実際に触った・見た人だけが分かる情報を伝える」こと。編集プロダクション「ゴーズ」所属。

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