■パナソニック「エオリア WX/Xシリーズ」はAIで空気清浄!
安蔵:パナソニックからは、空気清浄機能を搭載するエアコン「エオリア WX/Xシリーズ」の最新モデルが登場しました。空気清浄機能を搭載し、Wi-Fi経由でスマホアプリから遠隔操作ができたり、室内の空気環境を“見える化”したりと便利なモデルだったのですが、今回は「AI(人工知能)」が加わりましたね。
奈津子:AIがウェザーニュースが提供する気象データを自動で取り込んで解析し、「今日は花粉の飛散量が多いな」などと判断すると先回りして空気を清浄してくれるそうです。
安蔵:最近は三菱や日立などもAIを売りにしていますよね。三菱だと断熱性能などの住宅性能をAIが学習し、未来の温度変化を事前に察知して快適な環境をキープするように働くのですが、AIで空気清浄というのは意外でした。
奈津子:確かにそうですね。でもAIは気象情報だけでなく、住宅性能を学習して室内の空気が汚れるタイミングを予測して運転するそうです。気密性や間取り、住んでいるエリアで環境は本当に変わるので、パーソナルというか、住んでいる家に特化して進化するエアコンという感じですね。
■アクアから同社初の食器洗い機が登場!送風乾燥機能も搭載
安蔵:アクアからは、同社初の食器洗い機「ADW-GM1」が登場しました。卓上タイプの食洗機というとパナソニックの独擅場だったので、選択肢が増えるという意味では新規参入はうれしいところですね。
奈津子:新製品のポイントは「見える」ことだそうです。アクアの洗濯機はガラストップで洗濯している様子が見えることで安心感が増すこととスタイリッシュな点が強みだったので、食洗機も“見える化”を大切にしたそうです。
安蔵:確かに窓がかなり大きくて見やすいですね。
奈津子:24点までの食器が入るタイプで、3人家族にちょうどいい感じです。18点までの小型タイプは少なすぎるし、40点までの大型タイプは大きすぎるということで、その間を取ったそうです。個人的にはこの判断はナイスだと思いました。
安蔵:温風乾燥ではなく送風乾燥機能でこの価格帯は少し割高感がありますが、もう少しこなれてくると魅力的になるかもしれませんね。
奈津子:庫内はステンレス仕様で汚れも匂いも傷も付きにくいですし、ガラストップのドアも表面を布でさっと拭けてメンテナンスしやすいのが魅力です。食洗機は手洗いの約5分の1以下の水で洗えるのがポイントで、環境に優しいんですよね。
手洗いの場合は1回の経費(水道代や洗剤、ガス代など)が約32.8円、食洗機の場合は約17.1円で済むため、年間1万1400円の節約になるそうです。決して贅沢品ではないことが世間的にもっと広まればいいなと思います。