パナソニックが不思議なヘッドホンを開発?PFUの新型スキャナーも【最新家電レポ5選】

■名刺や資料をデジタル化できる「ScanSnap」の最新モデルが登場

安蔵:PFUからドキュメントスキャナー「ScanSnap」シリーズの最新モデル「ScanSnap iX1500」(実勢価格4万8000円)が登場しました。前モデル「ScanSnap iX500」から約6年ぶりになります。

▲PFUが発売したドキュメントスキャナー「ScanSnap iX1500」(実勢価格4万8000円)

奈津子:私自身は存じていなかったのですが、発表会などでいただいた資料などをデジタル化できるのは便利ですね。

安蔵:iX1500はパソコンで一度設定すれば、直接DropboxやOneDriveなどのクラウドストレージサービスに保存したり、名刺をスキャンして名刺管理サービスの「Eight」に保存したりできるのが便利です。

奈津子:最近は名刺をもらう機会がとても多いので、クリアファイルに収めていくだけで精一杯でした。いざというときに見返したり、ご連絡したりがしにくくなっていたので、クラウドで管理できるのは本当にうれしいです。

安蔵:領収書やレシートをスキャンしてクラウド会計サービスと連携する機能もあります。

奈津子:私自身、デビューした10代の頃から個人事業主として確定申告をしているのですが、毎年なかなかの手間を感じていました。これはフル活用したいですね。

安蔵:iX1500は複数のユーザーを切り替えることもできるようになったので、家族や部署内で共有するのもしやすくなりました。決して安くはないですが、仕事がはかどるのは間違いないです。

▲タッチパネル液晶を搭載し、従来モデルに比べて使い勝手が大幅に向上した

 

■アイロボットが普及価格帯の戦略モデル「ルンバ e5」を発売

安蔵:アイロボットの人気ロボット掃除機「ルンバ」シリーズから、戦略的価格のスタンダードモデル「ルンバ e5」(実勢価格4万9880円)が登場しました。最上位モデルのルンバ900シリーズと、その下のルンバ800シリーズと同等の清掃性能を実現しながら、エントリーモデルのルンバ600シリーズにほど近い価格を実現しました。

▲スマホによる遠隔操作も可能なアイロボットのロボット掃除機「ルンバ e5」(実勢価格4万9880円)

奈津子:ルンバ600シリーズと比較すると約5倍の吸引力があり、Wi-Fiによるスマホ連携など、800シリーズの賢さをそのまま継承した渾身のプロダクトですね。実際に2週間ほど使用しましたが、モーター性能を度外視してまで注力したというゴム製の「デュアルアクションブラシ」の性能の素晴らしさに感動しました。

安蔵:600シリーズは毛のブラシなんですが、ゴム製にしたことですき間が減って吸引力がアップするだけでなく、毛がらみも大幅に減少したんですよね。

奈津子:800シリーズからは突起の形状が変わり、ゴミを中央にかき寄せながら吸引するようになったそうです。

▲ゴム製の「デュアルアクションブラシ」を搭載しており、エントリーモデルのルンバ600シリーズに比べて約5倍の吸引力を実現している

安蔵:従来モデルはダストボックスにモーターを搭載していたため水洗いできなかったのですが、e5ではモーターの配置も含めて約4年ぶりの設計変更で水洗いもできるようになりました。

▲ダストケースは水洗いできるようになった

奈津子:表面の変化こそ分かりづらいものの、裏側のブラシやフィルター、空気の経路などの内部構造が大幅に改良されていて、清掃時間も600シリーズや800シリーズの最大約60分から約90分にアップしたそうです。お得感がすごいですね。

【次ページ】衣類のコーディネートがしやすいLEDシーリングライトが登場

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