いよいよ今度の金曜日、2018年12月7日に、2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤー(以下、COTY)が決定します。
ノミネート車種は、2017年11月1日から2018年10月31日までに発表または発売され、年間の販売台数が500台以上見込まれる全27台。そのうち、選考委員の投票で選ばれた“10ベストカー”が最終選考へと勝ち残りました。
とはいえ今回は、7月の発売以来、大ヒットを記録し、大本命と目されていたスズキの「ジムニー」&「ジムニーシエラ」が、完成検査に関わる不適切事案を理由に、ノミネート前に辞退を表明。またスバルも、同様の理由から「フォレスター」の“10ベストカー”受賞を辞退することになり、最終選考会は残念ながら、全9台での争いとなりました。
まさに、波乱の様相を呈している今回のCOTYですが、やはり気になるのは、2018-2019“10ベストカー”の本当の実力です。そこで、来たる最終選考会を前に、選考委員を務めるモータージャーナリスト・岡崎五朗氏に、それぞれの魅力などについて改めて解説してもらいました。
後編では、有力な日本車に対抗し、見事 “10ベストカー”に勝ち残ったインポートカーについての考察をお届けします(※掲載順は2018-2019COTYのノミネート番号順)。
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波乱の予感!2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤー候補車の本当の実力①:岡崎五朗の眼
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