“漆黒のチプメカ” ミリタリー風ブルッキアーナを買ってみた!

「ブルッキアーナ」については過去に一度、体験レポ(>> 高コスパのワケはムーブメント!機械式好き注目の8000円台で買えるチプメカ時計)を記しているのですが、ザックリと説明しますと、

お求めやすい廉価帯での展開をしている腕時計ブランドで、クオーツが大半なのですが、少数ながらメカニカル(機械式)タイプも存在していて、日本(セイコーインスツル)の自動巻きムーブメントである“NH35”を搭載しているモデルがいくつかある

というブランドです。

この「BAA1801-BKBK」は、ずーっとAmazonの「ほしい物リスト」に入れたまま、買おうかどうかと迷っていたモデルでした。というのも、このモデル、6000円〜1万3000円あたりの範囲で価格変動が激しく、「もう少し、あと1000円下がったら買おうかな」と考えていたら値上がり、みたいなことの繰り返し。それで気になってはいたものの1年以上保留にしていたのですが、たまたま先日、価格が5480円となっているタイミングがあったのでイイ機会と思い、購入しました。

見た目の特徴はなんといっても、その黒い出で立ち。ブラックに染められたメタルケース&ブレスレットが文字盤のデザインと相まって、かなりミリタリーテイストな仕上がりです。

LUMINOX(ルミノックス)やTRASER(トレーサー)といった“ミルスペック”な腕時計を彷彿とさせる雰囲気を醸し出していますね。

実は本体ケースがシルバーカラーで通常のステンレスタイプはすでに持っていたのですが、後から改めてこの色違いのブラックタイプがカッコイイなと思い、ブラックも欲しくなっていたのです。シルバーの方は一見するとダイバーズテイストなのですが、全体のカラーが変わるとその印象がガラッと変わってミリタリーテイストに。やはり“黒”というのは、オトコ心をくすぐります。

コチラが背面。裏蓋は黒く染められておらず、シルバーのまま。ケースの中には信頼性の高い“NH35”というセイコーの自動巻きムーブメントが入っていて、“知る人ぞ知る”的なポイントもオトコ心をくすぐる一因でしょうか。

▲相変わらず控えめに入っているブランド名

文字盤は計器類を彷彿とさせる、数字が並んだインデックス。蓄光に関しては、12時部分のみ2本付いている計13本の四角いカプセルバー、三針部分ともに、ほとんど光りませんのご注意を。これはカスタマーレビューを見ても異口同音なので、個体差というワケではなく、そういう仕様と割り切った方がよさそう。回転ベゼルのクリック感は良好です。

腕に巻いてみた状態がコチラ。赤い秒針が良いアクセントとなって、目を引きます。銃器にも似た黒メタルのケースとブレスレットは、“強さ”とか“精悍さ”を感じさせますね。

コレはあれですよ、NATOタイプバンドが似合うヤツです。というワケで、このテの腕時計を取り上げた際に恒例の、NATOタイプ装着例といきましょうか!

メタルブレスレットを取り外して、今回用意したのはグレー×黒の2色ストライプと、赤×黒の2色ストライプのふたつ。

グレー×黒はシンプルにカッコイイですね。黒いケース部分とバンドの黒ストライプがバッチリとマッチして絶妙な一体感を生み出しています。

そして赤×黒。赤ストライプと秒針の赤の組み合わせがイイですね。着ている服に赤、暖色系統が入っているならば、この腕時計全体が赤の差し色となって調和してくれそうです。

うーん、どちらもカッコイイ組み合わせ! NATOバンド系は手頃な価格で買えて、ササッと換装可能、様々な組み合わせを楽しむことができるので、気分を変えたい時には本当に重宝します。

*  *  *

いかがでしたでしょうか、今回ご紹介のブルッキアーナのメカニカル(NH35仕様)シリーズ。以前の体験レポにも記載しましたが、“NH35”は外販用の型番で、実質はセイコー製“4R35“と同じムーブメント。そんな安心と信頼のムーブメントが、タイミングさえ見計らえば安く買い求められるのは嬉しいかぎりですね。

以上、今回はオトコ心を狙い撃ちする、ミリタリーテイストな黒い腕時計を紹介いたしました。さあて、いよいよ年末商戦…次はどんな腕時計を買おうかな!

>> 連載[安価機械式「チプメカ」マニアの1万円以下腕時計購入記]

 


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(文・写真/伏せ字)

ふせじ/時計好きサラリーマン

腕時計好きの趣味が高じて、記事を執筆することに。一介の時計好きサラリーマン。好きな時計の傾向は、ダイバーズ、青焼き針、56系LM。

>> 伏せ字だらけ~よもやま時計ブログ~

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