その年を代表するのにふさわしいクルマを選出するアワードが、日本カー・オブ・ザ・イヤー。その2018-2019日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、驚くべき出来事が起きた。前回の2017-2018に続き、2年連続でボルボがNo.1の座を獲得したのだ。
過去にも、2年連続で同一メーカーのクルマが大賞に選ばれたことはあったし、日本車ではなく輸入車が選ばれるのも今回で3度目だから、さほど驚くことではない。しかし、“輸入車が2年連続で大賞に選ばれた”というのは、40年近い日本カー・オブ・ザ・イヤーの歴史を振り返っても、初めてのことなのだ。
果たして、大賞に選ばれたXC40は、どんなところが高く評価されたのだろうか? また、2年連続で栄冠を勝ち取ったボルボは、なぜこれほどまでに高い支持を得ているのか? 3つの視点から検証してみたい。
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