130mm、170mm、200mm、そして220mm…。
コレ、なんの数字かというと、スバル各車の最低地上高。順に「レヴォーグ」、「クロスオーバー7」、「XV」、そして「フォレスター」となります。何をいまさらと思うかもしれませんが、これぞ“本格SUV”フォレスターの資質を表すスペックです。
1997年に初代が発売され、今では4世代目となったフォレスター。エンジンは、2リッターのNA=自然吸気(148馬力/20.0kg-m)とターボ(280馬力/35.7kg-m)の2本立て。トランスミッションは、CVTがメインで、ベーシックグレードの2.0iにのみ、6MTが用意されます。
近年のフォレスターは、リーズナブルなプライス設定とガチな4WD性能が評価され、北米で人気爆発。彼の地では、車内に牽引ロープを積んでおくのが常識になっているとか。もちろん、雪中にスタックした他車を救出するため、です。
2014年は、アメリカとカナダを併せ、なんと17万台余のフォレスターが北米の顧客の手に渡りました。スバル車の日本国内での販売台数は全部合わせても12万台程度(OEM提供される軽自動車を除く)ですから、フォレスターの人気のほどがうかがえます。
そんなスバルの“稼ぎ頭”がマイナーチェンジを受けました。“ぶつからない”性能の向上が、最新モデルのひとつのポイントです。
■定評ある走りもブラッシュアップ!
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